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あらと りりあ　8月生まれ 2015宗教家ベース　edu*20 特記：支援者に対する<信用>+10 特徴：6-8　マニア・コレクター　＜アンティークジュエリー＞幸運成功で相手からの共感を得て感動を与えられるかも ――：5-9　ド根性　あらゆる抵抗判定+5 部活：空手部所属　週に１，２日休む 家族構成：曾祖母　祖父　祖母　父　母　私 年収財産：14 プレイシナリオ： 然高祭2021 紹介： 煽り耐性の低いヤンキー 備考： 寺の本家の跡取り娘。 名前は男が生まれたら父親が、女が生まれたら母親がつけるという話の元決定されたことを曾祖母から半ば愚痴のような形で聞いていたので知っていた。小学生の時に名前の由来を聞く機会があったが、本人も記憶にないと言っていたので名前の由来は知る由がなくなった。 祖母以外の家族からの継ぐんだろう？という無言の圧力が死ぬほど嫌いだし、曾祖母に至っては口に出してくる。彼女は一家の長のような立場で、年齢の割に未だシャキッとしている。祖父の母親で、祖母にとっては姑にあたる。祖母は両親と違って恋愛結婚ではなく見合いのような形で結婚し、姑と夫から色々圧力をかけられて今まで過ごしてきたようだった。曾祖父は早い内(40代)に亡くなったため、曾祖母がこの家を支えてきていた。それもあってかかなり言葉がキツく、平気で人の尊厳を折りに来る。 そしてそんな曾祖母が大切にしているのが孫である父親で、長男として甘やかされて育ってきた。性格は曾祖母や祖父によるところが大きく、母や祖母、娘に対して「指図をするな」「バカは大人しく言うことを聞いていればいい」などという態度を取っている。母親はそんな父親の言いなりになるしかない上、その扱いに慣れてしまったのか、或いは寛容しているのか、娘に対しても父親を擁護するような発言をしてくる。 家の中で唯一の味方といってもいいのが祖母で、やんちゃをしたり、悪戯をして父親にぶたれたり、母親から詰られたりして泣いたときはいつも慰めてくれた。祖母も心があまり強くない人で、よく曾祖母や祖父、父親に強くいわれると具合が悪くなってしまっていた。だから、幼い頃から祖母と一緒に二人三脚でなんとかこの家で過ごしてきている。 幼い頃から家族に圧迫されていた状況だったために、家族に対して牙を向けるような精神状態ではなく、ただ嵐が過ぎるのを息を潜めて待つばかりだった。 家でのもやもやを抱えながら中学に通っていた時、どうでもいいようなことで因縁を付けられ喧嘩を買って初めて、こんなにもスッキリすることがあるのかと半ば感動さえ覚えた。それからというもの喧嘩を売られれば買うし、売られていなくても癇に障ることがあれば喧嘩を売ることもするようになった。 家族からは詰め寄られ恥だの外聞が悪いなど言われたし、一部の檀家さんも離れていってしまったが、それでも祖母は怪我をして帰る度に傍にいてくれたし、りりあに悪いところがあれば悪いと芯を直してくれた。 高校に入ってからは中学より落ち着いたものの、謹慎期間や家の手伝いをさせられ檀家さんを回ることも多くなり、そこからわずかながらも収入も得るようになった。家の手伝いをしない日はアルバイトを入れ、稼ぐようにした。 謹慎期間中、ネットサーフィンをしたり本を読んだりして時間を潰していた時に、ふと目に入ったロリータファッション誌を目にして一気に目の前が明るくなった。この可愛いお洋服たちは一体どこから現れたというの？このワンピふわふわしててめっちゃ可愛い……この間街中で見たちっちゃい子が着ていた甘ふわ系とはまたちょっと違う、シックな雰囲気のあるかわいい服……え、ちょっとやだ……素敵……。 ここから落ちるまで早かった。何より、彼女の目に留まったのは、人を際立たせるような装身具の数々。バレッタやブレスレット、ネックレス、指輪やブローチ。職人が手掛けた可愛らしくも美しいバランス。 いやもう、好き!!!!!!!!!!!! 漁りに漁って見つけた、自分が一番美しいと思うネックレス。本物のアンティークで値段は14万前後。学生にとってはかなりの痛い出費となったが、それでも自分にとってのこのネックレスの価値はそれだけで図れないほどだった。部屋に飾って見つめるだけで胸が高鳴る。わくわくする。そんな夢中になれるようなもの、今まであっただろうか。 そうして見ている内に、自分も手掛けてみたいと思うようになった。隙間時間を縫うように触って作った初めての作品……ピアスは、大切にとっておいてある。資料を探して、どうしたらもっときれいに加工できるのかを勉強した。学校の勉強をそっちのけにして。 そして今に至る。 .

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