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　 「はー、有名になりてぇなぁ........」 製薬会社に勤める傍ら、「あめだまP」というハンドルネームで作曲活動をしている青年。 数年前まではバンドのギター兼作曲担当として活動していたらしい。作曲自体はもとから彼の趣味だったとのこと。 容姿能力ともに平均、特に特筆すべき特別な事柄や経歴もなく、日々歯車として社会を回すごく普通の社会人。 そして普通であることが彼のなによりのコンプレックス。言ってしまえば大の大人にもなって自己顕示欲を燻らせている。 自分が強い自己顕示欲を持っていることは自覚しているようで、あまり出しすぎないように......とは、思っている様子。 HO2の容姿設定は彼自身に似せたもので、HO2を選んだ理由も「声質が自分に似ているから」（某大百科より）。 ちなみにHO2のことはわりとしょせん機械と思っている。冷たい。そのわりに良い曲が出来ると一緒にテンションを上げる。 自己顕示欲の塊ではあるが、同時に努力を欠かさない人間でもある。そこが唯一特筆できるところだが本人は意識していない。 〜以下、「偽声ノ歌」HO1バレ〜 「...忘れられたくない。世間から忘れられた時が、本当に"俺達"が死ぬ時だ」 彼は数年前、バンドがデビューする直前に双子の弟を事故で亡くしている。 バンドが解散したのはほかならぬボーカルであった弟が亡くなったから。事故を機にすっぱりメンバーとの縁も切った。 それでも自分が何よりも好きだった作曲はどうしてもやめられず、製薬会社に入社しても歌う人間の居ない曲を作り続けた。 HO2の容姿設定は彼自身を再現したものというより、彼自身によく似た人物──すなわち彼の弟の姿の再現である。 それがいつのまにか世間では「彼自身を再現したアバター」として広まり、FAもHO2がほとんど彼のように描かれている。 だがそれでもいい、"自分と弟がどんな形であれこの世界に残されていたい"から。彼の自己顕示欲の根本はこれなのだろう。 そしてHO2は決して死んだ弟ではないとわかっている。わかっているが、弟と重ねることをやめられない。 しょせん機械なのにと言いつつHO2に相当入れ込んでいるのが伺える。 彼なりにどうにか割り切ろうと彼は何も言わず今日も曲を書き、HO2に打ち込み、動画サイトに投稿し続ける。 職業技能：2010ビジネスマン（ほかの言語→薬学、法律→目星）

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