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K市にある教会に併設された孤児院『聖フラージュ学園』で育ちK市内の普通の高校に通う女子高生。 7年前に孤児院を経営する牧師でもあり院長でもあるエピゴノ=エーデルワイスにこの孤児院迎え入れられたらしいが、当人には孤児院に来るまでの記憶が一切なく、気づけば孤児院にいた認識らしい。 両親のいない孤児でありながらも、エピゴノを始めとした周囲の人間たちのおかげもあって明るく素直な女の子に育っている。 ウロボロスシンドロームを持つオーヴァードであり、周囲や同属からレネゲイドを取り込むことに長けている。 能力を行使する際などに、青黒いモヤが発生するがレイサは友好的な存在であると、愛称を込めて「モッちゃん」と呼んでいる。 エフェクトなどによってレネゲイドを急速に取り込んだ場合、モヤが指向性を獲得し一時的に活性化する。 レイサはいつ能力に覚醒したかなども知らず、気づいたら使えてたし、モッちゃんがやろうとすることをやってくれるのだという。 また、彼女の暮らす孤児院及び教会はレネゲイドウィルスに対しても理解があり、特にエピゴノを始めとした数名の修道士や信者はオーヴァードであるのだという。誰もがオーヴァードに変わり果てた自分を拾ってくれたのだとしてエピゴノに少なくない恩を感じている様子だ。 当然、レイサがオーヴァードであることも知っており、護身用としてナイフが備え付けられた拳銃を常備させているのもここ。 以下余談 楢伊辺レイサは実は、人間や普通のオーヴァードではなく、ある素体の一つにレネゲイドウィルスが生みだした人格が宿ったレネゲイドビーイングである。 レイサ本人は、自身がレネゲイドビーイングであるということの自覚がない非常に稀なケース。 なんの素体であるかについては、"プロジェクト・インフィニティコード"の一環でウロボロスシンドロームの復活・感染者拡大を目的とした"ウロボロス"計画に用いられた空の器である。当時は感染はおろか、人格の形成も成されない"アルフェッカ(欠けた器)"として処理され他のセルへ譲渡されたという。そこから孤児院までの繋がりは現状レイサ自身の記憶の欠如から不明である。 ただ、自身の記憶の欠如を少なからず意識しており、あまりにもしつこく追求されるとバグを起こしたように放心状態になる。 一人称:私 二人称:あなた、○○さん、○○ちゃん、○○くん

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