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※2015：大学教授ベース 〇職業技能ポイント：［EDU*20］ 【 職業特記 】 　〈信用〉に+10％のボーナス。 　大学関係者に対しては〈信用〉に+20％のボーナス。 【 特徴表 】 ＜5-10：受け身＞ 　どんなときでも、きちんと受け身を取って被害を最小限に抑えることができる。 　ショックのCONロール（“クトゥルフ神話TRPG”61ページ）の成功の範囲に+20％。 ＜5-1：動物に好かれる＞ 　独特のたたずまいのおかげか、たいていの動物がなついてくる。 【 探索者データ 】 〇家族：父/妹 〇友人：広く浅く 科目：理科 ■ 性格 ■ 気さくな性格で、どこか軽さを感じさせる男だ。誰とでも分け隔てなく話し、なんだかんだ聞き上手な性格の為友人や生徒の相談役になることも多い。 妹がいるからか面倒見も悪くはなく、時折生徒たちに混ざって遊んでいる姿も休み時間に見られるだろう。 ■ 簡易設定 ■ 授業や生徒と居ない時間は職員室よりも準備室にいることが多い教師だ。始めこそ教員を夢見ていたわけではないが、高校時代に付き合っていた彼女が教師になりたいと言っており、なんとなく公務員だから安定もするかと同じ道を進んだに過ぎない。 そうして大学に入り、共に勉学に励みながらも仲睦まじく過ごしていたが、彼女に子供が出来たという。学生婚にはなるが、自分が責任を取るからと籍だけ入れ、共に住み始めた。とりあえず教員になって若いながらにもった家庭を守ろうと考えていたが、妻となった彼女はだんだんと自分に辛辣になり、大学でも自宅でも肩身の狭い思いを強いられた。まぁ自分が我慢して支えるしかないか、妊娠しているのなら情緒も安定しないだろうと自分なりに気遣ったはいいが、教員免許を取得したその日、喜びを彼女を分かち合おうと帰宅をすれば妻は自分へ暴力を振るい、罵倒をした。大きくなり始めていたその胎がぺしゃんとへこんでいることに気が付いて「ああ、そうか」と察するのは難しくはない。 そのまま別れ話へともつれ込んでいくことに驚愕が隠せずにいたが、織り交ぜられる二人の子がもうこの世にいないのだという話に翔太は無言を通してしまう。彼女が苦しんでいる時間、彼女が欲していた資格を取得して喜んでいたのだから何もいう事は出来なかった。 苛烈なヒステリーにもほとほと疲れてしまい「じゃあ、もう俺たち終わりだね」そんな言葉での幕引きとなったか。 ぼんやりと考え直せば、浮気性の彼女の胎に居たのが本当に自分の子であったかも怪しく、彼女のことを愛していたかもわからなかったことに気が付いて心が冷えた。 只の義務感での結婚。暗いばかりの生活。追い立てられるだけの毎日の繰り返し。周囲にはいつもの明るく気さくな様子を見せて、離婚のことも仕方なかったんだと困ったように笑いながら説明をした。 まもなく教師としての生活が待っているのだ。愛していたかもわからない女性と、自分の子かもわからない命をまっとうに背負うなんてクソくらえとすら感じ、薄ら笑いを浮かべて周囲をなだめることとする。 どうにか周囲を落ち着けて始まった教員生活。元より顔立ちも人当たりも良かった為かフリーになってからは女性の誘いが増え、うんざりとした気持ちになったのを良く覚えている。 薬指に辛うじて残っていた指輪をはめて、さりげなく見えるようにしながらにっこりと微笑む。 ようやっとあの出来事が自分を守る盾となったか。そう感じれば、本来持っていたあどけない笑みを浮かべ、生徒達と共に過ごすことに注力したのだ。 【 技能ポイント 】 < >　 【 AF/呪文 】 〇AF 〇魔導書 【 魔導書 】 【 不定/後遺症 】 〇不定 〇後遺症 【 遭遇神話生物 】 【 通過シナリオ 】 　LOVE-OVERDOSE　///　生還[ HO2:鹿野真澄 ] 【　蛇足設定　】 『　踊／Ado　』聴きながら作った 緋色：d3381c Ami de tous, ami de personne. 　みんなの友達は誰の友達でもない 生徒との生活に注力するようになってからしばらくすれば『いいせんせい』と呼称されるようになっていた。人をなだめる術をもち、心の機微にも敏感な性質だ。従来の明るさや気さくさも手伝って生徒たちの良き相談相手であり遊び相手……それはきっと”いいせんせい”なのだろう。 ”鹿野真澄”その生徒は、どこにも助けを求められずただ爆発するばかりで、どこか過去の自分と姿が被ったように見えた。クラス担任とは只の口実で、彼女と話す機会をずっと望んでいたのは自分自身であると気が付いている。 そうして何度も言葉や心を交わすうちに、理不尽に押しつぶされそうになる彼女が今拠り所と出来るのが自分だけになっているのだとも感じたか。 自分を見るその瞳に熱が帯びていくようにすら思えて、ぞくりと背が震えるような愛しさとも欲ともつかない感情が沸き上がってくる。 この少女の手を取れば、自分も彼女も幸せなのかもしれない。足りないものが満たされるのかもしれない。 そんな甘い期待に導かれるまま指を絡めて腕を引いたのは、果たしていつだったか……。 この手で触れて、声を聞かせて、存在を確かめ合う。そんな時間が麻薬のようにも感じた物で、いつしか秋月翔太は傷だらけの少女を愛していた。 指輪を彼女の指に合うような新しいデザインの物に変えて、チェーンに通して細い首にかける。 「大人になったら一緒につけようね」 そんな言葉をかけたのは、陶酔か愛情か欲求か……どんな感情が深く起因したかは定かではない。 しかし秋月翔太という教師が、この少女を自身の腕の中に閉じ込めてしまいたいと願っていることは確かだ。 ▋ 公開HO　──　HO1:教師 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ あなたは中学校の教師だ。 あなたが気に掛けるHO2はいつも体中痣だらけで、時折癇癪を起こしたように暴れ回ることがある。 あなたはそんなHO2を気に掛け、支えている『いいせんせい』だ。 HO2の所属するクラスの担任を受け持っており、彼/彼女のことを愛している。 ▋ HO2のこと ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ あなたはHO2が虐待を受けているらしいということを知っているが、話を聞いても通報をする気はない。もとよりHO2はそれを望んでいないらしく、通報などしないでくれ、といった旨を願われたことがあったのだ。 そしてHO2を知る人によれば、児童相談所などが介入しようとしたこともあったがHO2も含め彼らは相談所を追い返してしまうらしい。 自らが下手に手を出してしまえば、更なる理不尽がHO2を襲うかもしれないのだ。 あなたはそんなHO2の境遇を考え、自分が守ってやらなければ、と思っている。 しかし同時に、確かにHO2に対して劣情を抱いてもいる。 教師として、大人として、あなたは頭を悩ませるかもしれないし、存外気にしていないのかもしれない。いずれにせよ、あなたはHO2を愛しており、性行為をしたいと思ったことがある/したことがある。 メモ『　心眼／須田景凪　』 人間みたいね

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