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白銀 うるめ　しろがね -　21歳　女 鰯と柊　HO鰯 ＃DBD0E6 ◎特徴表 ・1-10 予期せぬ協力者 11/16 19:37:591 (1D6) 11/16 19:37:5810(1D10) ・6-1 奇妙な幸運 11/16 19:37:341 (1D10) 11/16 19:37:326 (1D6) ◎設定 いつも明るく花のように笑顔を咲かせ、みんなから慕われている、とある宗教団体の教祖。 少し子供っぽい印象を受けることもあるが、陽気で思いやりもあるため、そんな人柄から信者からの人気は手厚い。 大好きな家族たちと、楽しく幸せに暮らしている。 … …しかし彼女の幼少期はとても幸せとはいえないような、ひどく荒れた環境下で育った。 一週間の食事は、週の初めに玄関に置かれたお菓子（だいたいは小いわしとナッツの小袋や野菜味のかりんとうなど、パッケージに『栄養満点』と書かれているようなもの。※このイワシが大好物と言い張っているが、無意識にこの頃のことを思い出してしまうのか、イワシがご飯に出てきた時、急に吐いてしまった事がある。）と2Lのペットボトル一本。 親はそれを置いて基本家をあけてしまうので、次の週まで補充されることはないし、勿論家には自分以外誰もいない。 学校にもいけず、ただひとり家に閉じ込められていた。 そのせいでお風呂に入ったりトイレに行ったり、ゴミをゴミ箱に捨てたり、文字を書いたり…そんな『みんながあたりまえにやっていること』ができなかった。 異臭騒ぎなどで住民から通報されたこともあった。その時はこっぴどく叱られて、全部自分でできるように、一回で覚えられるように、その日に全部叩き込まれた。 その一週間、玄関には何も置かれていなかった。 子供ながらに、そんな生活に対して親からの愛情は感じていなかっただろう。 いたいよ、おなかすいたよ、だれかとおはなししたいよ。 どうしておとうさんとおかあさんはおうちにいないの？ だれか。 どこか、どこかにカミサマがいるなら、たすけて。 … それが、小さかった頃の彼女のお話。 孤児院へ預けられてからも、外の世界へほとんど出たことのなかった彼女を異端の目で見る人間は少なくなかった。それでも彼女は毎日笑顔で孤児院の人間全員に話しかけていった。 そして、最後のひとり。 初めて自分に興味を持ってくれる人間がいた。それがHO2。 自分と神様のことを信じてくれた。 友達になってくれた。 ずっと一緒にいてくれる。お話もしてくれる。私の目を君が見ている。 君と食べるご飯がね、ずっとずっと美味しいんだ。 君と見る空がね、ずっとずっと眩しくて、はっきり見えるんだ。星の名前も知ってるよ。 太陽って、こんなにあったかいんだね。風って、こんなに冷たいんだね。 … 毎日がね、すごく楽しいよ。 いつのまにかお友達や家族もこんなに増えて… お仕事もするようになって、たまに忙しくて焦っちゃうこともあるけど… 私は今、すごく幸せだよ。 だからずっといっしょにいたいな。 … だけどね、HO2。 HO2も、神様と仲良くなれたんだね。 HO2は、もう自分で神様と一緒にいる方法がわかったから、私はもういらないかな？ 全部自分でやれるようになったら、一人でいれるもんね。 だから、どこかに行っちゃう時が来るのかな？ ねえ、ずっといっしょに、いてくれるの？

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