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『蹂躙するは我が手にて』HO4 ソーティア連邦共和国・国立技術研究所所長 （クトゥルフ2010：エンジニアベース） 未知の研究や新しい機械の開発が出来るならなんでも良かった機械オタク。 三度の飯よりメカが好き。寝る暇があるなら新しいパーツの駆動試験をしたい。 新武器開発の命を受けノリノリで開発に着手（テンション上がりすぎて「大戦用・他国に売るための武器」という説明が耳に入っていなかった）、メチャメチャイカしてるやつを作っちゃった。 後から第三次大戦に用いられるための武器と知って愕然としはしたが「まあ作り手側としては使ってもらった方がありがたいもんね、てへ☆」で済ました。 代表作は自律型戦役アンドロイド。機械に戦わせれば人命の犠牲を抑えられるのでは、という想定の下に開発。 結果的に絶大な数の犠牲者を出してしまった。 自分の研究により国に権益が出ることについては微塵も興味が無く、他国への売買についてはよくわからんからお国の偉い人がなんかやってんなと思っている。戦役機はA・B国へと輸出していたが、C国にその技術を盗まれる。割とキレた。 国家的機密とも言える最新技術が思わぬ形で漏洩したため大戦主要国の殆どで高機能兵器が席巻し延々と決着のつかないドンパチを続ける羽目になり、戦争泥沼化。 終結後には「最も犠牲者を出した最悪の武器を生み出したD国の代表」として戦犯の罪を着せられた。 愕然、当惑、憤慨、諦観を抱きつつ処分を受け入れた。 基本的に人間への興味が無いため、他HOへの意識もかなり薄い。 （加えて人の名前や顔を覚えるのが苦手（覚える気がない）故仮に以前面識があったとしても忘れているかもしれない） かなり整った容姿をしているが本人は無頓着。宝の持ち腐れ佳人。 《経歴》 数学者の父とヴァイオリン職人の母の家庭に生まれた一般人。 父から数学の面白さを教えられ、楽器を作る母の姿を見て育った。 社会科見学として精密機械の工場を訪れた少女期（小学生）にメカに目覚める。 以降技術者になる道を目指して大学院まで進み、国の技術研究所に就職。 好きなものを好きに研究していたらある時所長として推薦を受け、紆余曲折ありつつも就任。 それでもやはり自らの手でメカをいじったり技術研究をしていたかったため、向かない仕事は助手にほぼ任せていた（一応責任はあるので放任はしていない）。 「ふーん……で、あんた誰？」 「あー脳が疲れてきた、ちょっとブドウ糖取って。そこの壺にあるやつ」 「もうちょっとだけぇ～～～～あとこの作業だけやらせてえぇ～～～～～～～～」 「は？核とか時代遅れにもほどがあるっつーの。史上最悪物質でそこら中吹っ飛ばすしか能が無いとかダサすぎでしょ」 「誕生日プレゼント？あー……スパコン欲しいな♡ダメ？……チッ」 「え〜〜むりむりむり、義務教育で習わさせられてただけだから最低限しか弾けないんだって」 ---- 《D国》 ソーティア連邦共和国（Federative Republic of Thothia） 公用語：英語、フランス語 元々は小さな都市国家が多数存在していたのが、歴史を下るに連れて他国との交易や国際情勢を鑑みた都市が集まり連邦として成立。各都市国家は長く古い伝統を持つが、国としての歴史は浅い。 元々工芸や芸術の盛ん・有名な地方で、それぞれの都市が特産品を主商品として交易していた。 （例：A都市は木工工芸が盛ん、B市は鍛治・金属加工が得意、C郡は楽器製作で有名、etc.） "国家"になったことで各都市が今までそれぞれあげていた利益よりも大きな利益を得る事が出来るようになり、そのうち金融業も成長していった。 このように元々技術力に長けていたのが、時代が進むに連れて自動車や飛行機、精密機械といった業種にも着手するようになり、職人から技師を排出する国として成長。 技工で持ってきた国のため、自衛力や武力は殆ど無い。 国名は連邦成立の際に公募で採用されたもの。 エジプト神話に於ける月、製造、知恵、医術、音楽、天文学等を司るトト神に因んで。 連邦を成す地方では姓・名の順で名前を表記する特色がある。 ファミリーネーム：クィン ミドルネーム：エメット（母方の旧姓） ファーストネーム：ダナ 2020/12/14 蹂躙するは我が手にて 2021/07/23 エレベーター 2022/07/02 フカシカ▲▲▲

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