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普通の家庭で生まれた3人兄弟の末っ子。上が男の子二人だった両親は、3人目こそ可愛い女の子だろうと思ったのだが、残念なことに3人目の男。諦めきれなかった両親はその子に花音(かのん)という可愛らしい名前をつけ、女の子モノの服やおもちゃなどで遊ばせていた。幸か不幸か両親の狂愛を受けてまっすぐ育った花音は、顔立ちがいいのも相成って、所作も言葉遣いも可愛らしい、ピンクの大好きな乙女心溢れる人間に育ってしまった。ただ成長していくに連れ、両親の期待と裏腹に、花音はガタイのいい立派な野郎に育ってしまう。両親がその間違いに気づいたのは花音が小学校高学年とき。案の定気持ち悪い、近づくな、といった罵声を浴びていじめられ、やがて不登校に。中学校もまともに通うことができず、なんとか卒業はできたものの、勉強もまともにできない、社会からはみ出した存在になってしまった。 あるとき、両親が「あの子(花音)の育てかたを間違った」と話していたのを聞き、自分をこのように育てた両親への憎しみと反抗心から、何も持たずに家出をしてしまう。飲まず食わずで新宿の街をさまよっていた時、一人の綺麗な女性に拾われる。なんとその人は実は男性で、新宿でNo.1の売り上げを誇るオネエバーの経営者だった。そのあまりにもの堂々とした立ち振る舞いと美しさから、こんな自分でも生きていけるんだと思いすぐに弟子入り。今では新宿の売り上げNo.1のオネエバー「サファリパーク」の看板むすめ()となっている。 8頭身の美女(男)。整形手術はしていないが、元々の顔の良さと師匠に伝授されたメイク・変装術のおかげで黙っていればかなりの美女。鍛えていなくても筋肉がついてしまうのが最近の悩み。 参加シナリオ 「暗がり列車」 「瓶の中の君」最終SAN値67+8、クトゥルフ神話技能+2

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