タグ： 火点し頃の蜘蛛踊り

とある運送会社で勤務している。荷物を扱う際の重労働にはちょっとだけ辟易としているものの車の運転自体は嫌いではなく、仕事で様々な場所へ向かえる今の職業を割と気に入っている。同僚がかの島に移住してからは遠距離の配達も増えており、車中泊が必要になることもありながらもまあ悪くないと思っている様子。配達先の人と比較的すぐに打ち解けることが出来るのは元来のコミュニケーション力の賜物らしい。 どちらかと言えば軽いノリのわりに運転の時は当然ながら真面目。見て聞いての安全確認を心がけており就職してから無事故無違反で相棒のトラックの点検も欠かさず行っている。最近は運送業者倉庫で重機の扱いも教わっており、免許を取ろうか悩んでもいる。ちょっとだけ勉強もしてる。（職業P:目星、聞き耳、機械修理、運転（自動車）、重機械操作/興味P:図書館）また、一度通った道はおおむね覚えることが出来ることや時間があるとき仕事先を散策したり現地の人に周辺の環境を聞いたりすることもあり、ナビではわからない裏道などを知っていたりもする。（職業P:ナビゲート）商品を扱う仕事をしている関係上そのものの良し悪しはなんとなく比較できるようにもなった。（職業P:値切り）職業柄重い持ち物を持ち運ぶ事も多々あるのだが、相応に大きな荷物を持つこともあり人や物にぶつからない身のこなしも何となく身に付いている。(職場P:回避) 一応仕事はまじめにこなしていることもあり、元来の性格故周囲の人間関係は円滑にすべくコミュニケーションを欠かさないよう努めていることも相俟って、初対面の相手でも比較的すぐに打ち解けることが出来る方。（興味P:信用）とはいえこれは仕事のためではなく、ましてや対人交流が好きというわけでもない。末っ子長男であることや主に母と姉二人に囲まれ育ったことも影響し、周囲の顔色をうかがいながら適切なコミュニケーションを選択することを自然と身に着けたことに起因する。家族の影響は他にもあり、姉二人に対する防犯教育は弟であるケイトにも及んだ。何となくの護身術に加え防犯グッズも情報として母から仕込まれており（興味P:こぶし）、どちらかと言えば体格が良い成人男性になった今でも催涙スプレーを持ち歩くようにしている。ちなみにこれまで誰にも襲われたことはない。襲われたことはないが、交際した彼女との別れ際はよく揉めるし泣かれる。

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