タグ： しながわ とうざえもん

鹿児島県に生まれ、幼少より父より剣道を教え込まれ、剣道の道に生きた男。 家は剣道の道場になっており、父はそこの師範をしている。 本も嗜み、子供のころはよく図書室に籠っていた。 家に帰ると、親に竹刀を渡され稽古を付けられる日々だった。 小学校、中学校、高校と剣道の道を歩んできたが、父が他界したため道場はなくなり母と二人の普通の家になった。 しかし、小中高と剣道を学んできたため、剣道を捨てきれず、一人鍛錬は怠らなかった。 大学には進学せず、高校以来の友人と遊ぶ毎日を送っていた。 二十歳を超えるころ、土方のバイトを始める。 ４０半ばまで土方のバイトの稼ぎで母の介護を行っていたが、母も他界し独り身になった。 一人になった後は土方のバイトは辞め、貯金していた金で一人寂しく暮らしていた。 ５０になった頃タクシー運転手になり、のんびり気ままに客の相手をするようになる。 タクシー運転手という職業柄、相手と話すことが多いので相手の精神状態を探るのが得意。 たまに「おい！おっさん！前の車追ってくれ！！」と言う客が来る。はいはい、と優しく微笑み安全運転で追跡することもしていた。 家に帰ると仕事で貯めたお金で買った趣味の模造刀の手入れをしている。 真剣も一本だけ置いてあり、たまに居合抜きの鍛錬もしている。 長年続けてきたそれは、もはや達人の域に到達しているといっても過言ではないだろう。 妻子はおらず、俗にいう童貞であることは本人も少し気にしている。 魚をよく好み、休みの日には一人で釣りに行っては捌いて食べるのが趣味。 好きな魚はタイとウナギ。たまにはクルーザーを借りて沖で釣りをしたいと考えているが、堤防釣りをしている。 根は真面目なので風俗などには立ち寄らない。 誘惑されても頑なに無口でクールキャラを貫いているが、内心めっちゃ遊びたいと思ってる。 「かしこまりました。では、安全運転で出発いたしますね。」

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