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家は女系家族で、祖母、母、姉二人と暮らしている。祖父は5年前に亡くなり、父は単身赴任をしている。 上の姉とは10、下の姉とは7つ離れており、二人とももう働いているのであまり兄弟という感覚ではない。姉たちをどちらかというと母に近い感覚で見ている。 聖は祖母がどうしてもと望んで生まれた跡取りである。聖は物心ついた時から祖母に厳しく躾けられてきた。姉は母の子であるが、聖はどこか祖母の物であるようなところがあった。 父は商社勤で転勤が多く、母とは少し距離がある。姉たちは聖の立場など気にせずフランクに接してくれるが、歳が離れすぎていた。 聖が一番懐いていたのは、入り婿の祖父だった。厳格で激することもある祖母に対し、祖父は穏やかで優しい人だった。聖は祖父に何でも相談していた。6年前、真央を拾った時のことや、それから自分の中に芽生えた不穏な感情も、隠しきれずに相談していた。その時に勧められたのが標本づくりだ。聖は祖父と出かけては蝶を捕まえ、標本づくりに没頭した。その趣味は今でも続いている。 聖の部屋の壁には、聖自身がつくった色とりどりの標本が飾られている。 学校は聖にとって息抜きの場である。生徒会監査役の立場、そしてそこに舞い込んでくる様々な出来事をとても大事にしている。そうすることで窮屈な家と自分の心とのバランスを取ろうとしている。 自分に他人と違う嗜好が存在していることを自覚しており、祖父のように振る舞うことで理性的でいようとしている。 高校2年生の時、樫村可憐の引き起こした凄惨な事件に巻き込まれ、精神的にダメージを受ける。 大学生は実家から離れた国立を受験し、合格。 一人暮らしを始める。 辻村探偵事務所でバイトを始めている。 箱の中の夢に巻き込まれ、猫をもふもふした。 相原芳葉、ミッチェルと知り合った。 トブ老人を通過し、本懐を遂げたような気がしたけど夢だったのかもしれない… 後遺症 PLがダイスロールを行う際に、ちらっとPCが上を見るような動作が発生する。 任意のタイミングでも構わないが、主にSANcの失敗の際でも良いだろう。 誕生日　5/21

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