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Äpfel Strudel 愛称はフィッツ 外見年齢28歳　179㎝　57㎏ ◆───－- -　-　-　　　　　　　　　　　　-　-　- – -－───◆ 【CSの要旨】 　　　どうしたって人間のことが好きだよ。 　　　たとえオレがもう、人間じゃなくてもさ。 ◆───－- -　-　-　　　　　　　　　　　　-　-　- – -－───◆ 【技能取得】 〔職業技能〕2010ミュージシャンベース 言いくるめ、聞き耳、芸術（歌唱）、芸術（ピアノ）、製作（作詞）、心理学、ほかの言語（英語） ・説得、値切り→応急手当、忍び歩き　に入れ替え 真っ向からコミュニケーションを取るより、のらりくらりと追及を躱し自己保身に走る傾向にある ・図書館を追加 時世にあった文化への造詣を深め、作詞を行う/世の中に身を潜めるため 〔趣味技能〕 回避、キック、目星 自分の不死性を追う人間から逃げるうちに身につけた戦闘技術。 また周囲に目を配ることは、ひとつのコミュニティへの参入においても逃走においても必要不可欠なスキルだ。 【職業特記】
 パフォーマンスを行い、専門の芸術または製作に成功したら、言いくるめと説得に＋10%のボーナス。
ファンに対しては更に言いくるめと説得に＋10%のボーナス。 【人称等】 オレ、キミ/アンタ、オレたち 「だってオレたち、友達だもんなー？」 「死ねないっつっても、オレの中ではそれは当たり前のことじゃんか。悲しいかな、もう慣れちゃったんだよね」 「何にも得られなかったオレの唯一欲しいものなんだ。寄越せよ」 【人となり】 カフェ【Märchen（メルヒェン）】で働く陽気なピアニスト。カフェのお客様や従業員仲間とのお喋りが大好き！ 据えられたグランドピアノでクラシックから話題のニューナンバーまで器用に弾きこなす。が、アレンジしすぎて「それなんの曲？」と言われがち。 ピアノの上には可愛いアヒルのぬいぐるみの【ガーコ】がいる。タオル生地のくたっとした姿がお気に入り。 人間のことが諦めきれない、人間を辞めてしまった男。 石を投げられようと火炙りにされようと、時たま与えられる温かさを忘れられない。たとえそれを手渡してくれたのが誰なのかを忘れてしまってもだ。 言葉を交わし、時に共に笑い涙した。どうしようもなく愛おしくて、刹那のひと時を流れ星のように生きていく彼らが羨ましい。 同じ高さだったはずの愛のまなざしは、あるいはいつしか、神や空想上の長命種が人間に与えるそれに近づいていった。 火刑に処される前は人並みの信仰心を持ったクリスチャンだった。 かつて燃え盛る炎に巻かれ、キリストのように「神さま、どこにおられるのですか（ēli ēli lemā sabachthani）」と訴え続けたが、神は救いを与えなかった。 自分だけではない。永い時を生きる中で多くの人間が神に助けを求めながら命を落とす様を見てきた。 飢饉、干ばつ、戦争、伝染病……そのいずれも、神が明確に人を救済することはなかった。 人への想いが強くなればなるほど、神への猜疑心は深まるばかりだ。 神に赦しを乞う人間を愛おしく憐れに思うと同時に、神に何故救ってやらないのかという憤りを覚えている。 ここ100年は神は結局いないのでは？とまで思い始めた。 好きだった讃美歌453番「きけや愛のことばを」を歌わなくなって久しい。 フィッツにとっての歌は、枯れ果ててしまった涙に似たものなのかもしれない。 瞼を強く閉じる。呼吸を押し殺す。涙も歌も封じて、何もかもに“鈍く”なる。そうやって永遠の暗やみを歩んできた。 人間らしさを捨てなければ、到底進んではゆけない旅路だった。 この身体は自分が生きてきた証を残さない。 どんな深手も、あの忌々しい火炙りで負った火傷すら、もうどこにも残っていない。 唯一刻まれたままの、いつどこで付いたかも覚えていない左手小指の付け根の輪のような傷を、祈りのように指輪の下に隠している。 かつて一度だけ所帯を持ったことがある。 相手はユリアという名の平凡な村娘だった。 どんな経緯で暮らしていたかも既に朧げだが、確かに彼女を愛していたはずだ。 穴抜けの思い出の中で、子供ができたことを喜んだ記憶のすぐ後には、死産の知らせを受ける記憶が続く。妻もお産の負担で命を落とした。 最後にと抱かされた小さな胎児の体温が腕の中で失われていく感覚だけが、何百年を経た今もリアルに思い出される。 何も今すぐに死にたいわけではない。 痛みは人並みに嫌うし、キリスト教の定める神の存在を正直疑っているため、死後の不安がないと言えば嘘になる。 ただ、こうも思う。 ゆるやかに、普通の人間がそうするように老いて、大切な人に看取られて逝くことができたらそれはどんなにか幸せだろう。 この望みを叶えてくれる薬があるなら、是非とも手にしたいところだ。 というのは建前で、深層心理ではただ赦されたいだけなのかもしれない。 神さまにも見捨てられた自分を、誰か、どうか。 【特徴表】 ・1-4 オシャレ　 いつも身だしなみに気を遣っている。APP+1。 ・4-6 寄せ餌 人間以外の怪物に好かれやすい。誘拐されれば殺されずに監禁されるか、もっと酷い目に遭う可能性がある。 D特徴表により1d6(5)*10ptをその他ポイントとして加算→マーシャルアーツに割り振り ※過去、ろくでもない目に遭いすぎて、せめて身を守るために武術を身につけた。 【希望する持ち物】 ・朽ちかけた銅の首輪 火炙りになった時に十字架と自らを繋いでいたもの。 復活してからガッツで壊したが、恨みがないわけではないため執念深く保管してある。 あるいは、自分があれほどに強い感情を覚えることのできる「人間」だった証拠として手元に置いているのかもしれない。 普段は鉄製の小箱に鍵をかけてしまっている。（〈鍵開け〉〈STR*5〉で開くレベルの鍵） - PLは自陣の誰かが勝手に部屋に入って開けてくれたら面白いな〜と思っています。 ・干からびた何かが入ったガラスケース 手のひらにすっぽり収まるサイズ。 敷き詰められた綿の上には死産だった子供の臍の緒が入っているが、ほぼ原型をとどめていない。 中身には一度も触れられていない。未練のかたち。 これが何か分からなくなったら、その時には、自分だけが生きていることを赦されるのだろうか。 【モチーフ】 イメージカラー：エバーグリーン（#00984f） イメージフラワー：ヒメリンゴ（花言葉『永久の幸せ』『後悔』『誘惑』） イメージ曲：ドビュッシー『月の光』 【通過後について】 本名はÄpfel Zoe Strudel ・天使じゃなくなったので、死んだら死にます。EDUは-5、SANcの-2補正も適応されなくなります。人間っていいな。 ・EDU-5で職業Pが削れますが、特に変更しません。 ・「50年で死ぬ」はただの比喩なので、きっかり50年ロストじゃなくていいです。 ・ラストのお歌は「空中浮遊」の呪文です。シナリオラストではMPやSANはマーヴィスが全部肩代わりしたので、今後使う時はちゃんと減らしてください。 ・HOウエイトスタッフの現在の姿（ドイツ人）は基本はクロンカードの中に収まっています。呼び出しの基本条件は「基本p271魂の罠」と同じです。なお呼び出せるのはカードに名前を書いた人（HOカフェピアニスト）だけ、呼び出す際に必要な言葉はミリの名前です。 【秘匿HO】 HO【カフェピアニスト】 ●秘匿情報 --以下の内容について、PL発言で公開することを禁止します。-- 「あなたは、ただの人でありたい。」 あなたは永遠の命を持っている。それでも記憶容量は人並みのようで、過去の記憶は擦り切れ、親しい者は皆死んで久しく、誰一人として覚えていない。かつて魔女として火炙りにされた経験から、今は住処を転々とするようにしており、数ヶ月前にこの街に来たところだ。 また、数百年前まであなたは歌手だった。あなたの歌声はあまりに美しく、一度聞けば決して忘れられない至上の歌だ。それによって不老不死がバレてしまったこともあり、ピアニストに転身したのだった。 そんなあなたがわざわざこの店にやって来たのは、「50年で死ぬことのできる薬」がこの街にあるとの噂を耳にしたためだ。このような薬の噂は、あなたが覚えている限りの長い長い人生ではじめて聞いた。あなたはこの薬を何としても手に入れて、ただの人間のように生き、ただの人間のように死を得たいと願っている。 ● HOによる指定 個別必須：<芸術(歌唱)> 個別推奨：<芸術(ピアノ)> 、<任意の戦闘技能>、＜忍び歩き＞、＜応急手当＞ 探索者作成：ミュージシャンなどベースで新規作成 「永遠の命」について: ・一度死んだと思ったら、しばらくした後、五体満足で目覚める現象のこと。目覚めるのは数日後のこともあれば、数瞬後のこともある。生きている間は傷が再生することもないし普通に痛いが、一度死ねばその傷跡は無くなる。 ・覚えている間の傷はすべて跡形もなく完治しているため、あなたの身体に傷痕は残っていない。ただし、なぜ傷が出来たか忘れているほど昔の傷痕なら存在していても良い。 ・あなたの身体年齢は一定で止まっている。年齢欄には身体年齢を記載すること。身体年齢は通常カフェで働くことのできる任意の年齢とし、EDU値と無関係で良い。 ・あなたは長い時を生きているが、記憶容量は一般人とさほど変わらない。そのため、覚えている一番古い記憶でも千年前程度までであり、もちろんそれもすべてを記憶できているわけではない。今名乗っている名前だって、本当に自分の名前なのか定かでは無いだろう。 ・あなたは長い時を生きているため、恐怖を感じる心が壊れてしまった。初期SANから1d6+10を減らす代わり、シナリオ中のすべてのSAN減少値に-2の補正がかかる。（例:SANc1/1d6の指定→SAN0/1d6-2 ※最低でも0が減少値で回復はしない）すなわち、あなたは親しい者が死んだ程度では発狂することすら出来ない。 ・あなたは自分のこの「永遠の命」について、良い感情を抱いていない。少なくとも、薬を何としてでも得たいと願っている程度には、死を求めている。 その他: ・「魔女」とあるが、男性でも良い。 ・既存探索者と関係のある設定は不可。 ・長い時を生きているためEDU+5。上限値を超えて良く、この分の職業Pも得られるものとする。 ・通常の「もちもの」に追加して、個人の部屋に置いておきたい変わったものがあればキャラクターシートに記載し、KPとの相談の上で決定すること。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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