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平死苦　因禍無（ベシク　インカム） フリーター。顔が見えない仕事であれば何でもやる。 遊園地のきぐるみからヒーローショーのスーツアクターまでどんなバイトでもする。 顔を隠しているのには、特に深い理由はない。突出したAPPのせいで生来顔で判断され続けて、へそを曲げたただそれだけ。 いつか顔を隠していても、自分と付き合ってくれる彼女を見つけたら普通の生活に戻ろう！と心に決めている。 「君って、顔以外全部"普通"だよね」 普通の何が悪い？！普通って一番いいことだろ？！ 自分勝手に言い寄ってきては期待外れと言わんばかりに離れていきやがって！！みんな身勝手にも程がある！！ 俺だって別に好きでこんな容姿に生まれたわけじゃねぇよ！！ ムキムキになったらモテてたのかよ！ 足速かったらモテてたのかよ！！ 料理が上手だったらモテてたのかよ！！！ 身長が高かったらモテてたのかよ！！！！ 顔しか取り柄が無くて悪かったなー！（エコー） 何人目かの彼女に、「普通だから」と振られてからへそ曲げて顔を隠すようになった。 顔を隠して普通になれば、きっと俺はちゃんとした評価を受けれる！！ イコール、モテる！！！ と思っていたのだが……… 顔を隠してからというもの、所謂神話的現象に巻き込まれ始めた。 ナンテコッタイ……（パンナコッタィ…） 遂には命すらも危険に晒される事態になるが、半年前に樫ノ木館へ入居してからは平穏に暮らせるように。 過去に巻き込まれたとある1件により、呪文が書かれたメモを持っている。 普通に怖いので金庫に閉まった。 ……だが、閉まっても閉まっても、毎朝目が覚めると枕元に戻ってくる？！そんなに俺を好いてくれたのはお前が初めてだ……！肌見放さず持っていよう！ ☆俺は諦めない！まだ見ぬ彼女とうはうはするその日までーーーー！ HO1:悩むもの 貴方には悩みがある。 所謂神話的現象に巻き込まれやすいのだ。 これでは平穏な日常を送るどころか命が危ないと思い、半年前に樫ノ木館へ入居した。 実際巻き込まれることは格段に減り、現在は安定した日常を取り戻しつつある。 （秘匿） HO 別推奨技能:応急手当 過去巻き込まれた神話的現象で、貴方は1つの呪文らしきものを取得している。 詠唱の際に使うのであろう文言の書かれたメモだが、肝心の呪文内容について記載がないため使用はでき ない。 呪文を知るということは深淵に更に近づく行為だ。調べる手立てもないため、そのままその呪文は放置され ている。 これもまた、貴方の悩みの種なのだ。

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