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◆作成メモ 　出身シナリオ秘匿　参考職業：自由選択[EDU×20] 特徴①5-9「ド根性」 　根性がある。あらゆる抵抗表を使用したロールで、成功する範囲に＋５%。 特徴②6-3「鋼の筋力」 　ダメージ・ボーナスが１段階向上する（例:「－１Ｄ４」なら「＋０」に。「＋０」なら「１Ｄ４」に）。 　ただしダメージ・ボーナスが「１Ｄ６」以上ある場合は、１段階向上する代わりにダメージ・ボーナスにさらに＋１。 『かしこまりました。随時旦那様のお申しつけ通りに』 『今日はオレンジが安かったですねえ～！ジャムにしてスコーンに塗りましょうか！』 『わ、わ、お待ちください…！私があちらでお話をお伺いさせていただきますので、どうか穏便に済ませていただけないでしょうか…？』 派遣で使用人の仕事をしている、物腰穏やかなお兄さん。元ヤン気質のようで、たまにガラが悪くなる。 ＨＯ１()→（） バックストーリー： 不定：：卓分orヶ月（//まで） 。 ＡＦ： 。 呪文「」 ネタバレ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 通過シナリオ Deceiv Blood(ディセイブラッド)、 ◆作成メモ 　Deceiv Blood　ＨＯ２（ヒットマン）　参考職業：自由選択[EDU×20] 『で、俺の弟がなんだって？もう一回言ってみろ。…おい、誰が寝て良いっつった？』 『あぁ、クソったれ…！！俺はただあいつの生活だけ守れれば、それで良いってのに…畜生…！！！』 根は喧嘩っ早く粗暴な性格をしており、幼少期は特にそれが顕著に表に出ておりガキ大将のように振舞っていた。 だがその一方で、年の離れた弟をその頃から大切に思って可愛がってもいた。 弟を良い学校に通わせるため、両親の反対を押して１１歳の頃にジュニアスクールを退学した。 自分は農家を継ぐつもりだったので、別にそれで構わないと考えていた。しかし３年後に両親が他界してしまう。 それからは生活を守る為、日雇いの仕事の掛け持ちから、身売りまがいの仕事にまで手を出して金銭を稼ぐ日々を続けた。 ５年が経った頃にはなんとか派遣の使用人の職に就く事ができており、ようやく収入が安定した矢先にクーデターに遭遇する。 その際左目の視力が大きく低下した。その後は、仕事を強要されている事に不満は持っていたものの、弟の生活が守れるならばそれも飲み込めた。 この頃には弟に肉親以上の感情も持ち合わせていたが、特に本人に伝える気は無かったし、弟が平穏に暮らせるならばそれだけで良かった。 ３年前に裏の仕事を目撃され、そのすぐ後に「こちら側」にいる弟を見るまでは。 Livius（リヴィウス）→「青みがかった灰色」の他「高める」「持ち上げる」を意味する。 弟だけは、どうか明るく高い場所に行けますように。愛称はLivy（リヴィ）。 ２９年前…０歳。誕生。 ２３年前…６歳。弟誕生。 １８年前…１１歳。弟５歳。退学。 １５年前…１４歳。弟８歳。両親他界。 　｜　　…身売り期間。 １０年前…１９歳。弟１３歳。クーデター事件。片目に後遺症。執行人になる。 　３年前…２６歳。弟２０歳。やべ、弟にバレた。 直後～今…２９歳。弟２３歳。何組織入っとんねん馬鹿。 シナリオ概要 ▼システム：Call of Cthulhu(6版) 　　　　　　マルチエンディング採用 ▼シナリオ形式：戦闘有シティ/新規探索者限定/秘匿情報有(協力型秘匿シナリオ) ▼舞台：現代ロンドン ▼所要時間：各HO個別処理2〜3時間(計4～6時間) 　　　　　　本編6〜10時間(ボイセ/RPにより大きく変動) ▼PL人数：2PL/タイマンの場合KPCはHO2推奨 ▼必須技能：＜戦闘技能＞＜回避＞＜目星＞＜聞き耳＞　※英語圏探索者では無い場合＜英語＞が必須 ▼推奨技能：＜図書館＞＜心理学＞　※他秘匿参照 ▼ロスト：低～中 ▼後遺症：可能性有 ▼PvP：探索者の行動次第で有 ▼備考： ・血縁であれば性別は自由！ミステリアスな英国を舞台に、秘密の多いNPC達と血の繋がった探索者達で心理戦と戦闘をバチバチするシナリオです。 　英国の雰囲気も沢山味わえます。 【公開ハンドアウト】 ≪共通ハンドアウト≫ 貴方達は互いにこの世界で唯一の血縁である。 兄は弟を。弟は兄を。どちらも信頼はしているが『女王の執行人』の仕事の詳細までは知らない。 それを明かす事は即ち死に直結するからだ。 「失敗(ミス)」をしてはならない。「秘密(ルール)」は守り通さねばならない。 HO1　エージェント 貴方は弟だ。MI5やスコットランドヤードから「密命」を受け表舞台で暗躍している。 生まれつき聡明で、慎重だ。失敗なんて許されない。 兄に「■■」を抱いている。 HO2　ヒットマン 貴方は兄だ。女王の裏庭を守るロンドンマフィアから「密命」を受け裏舞台で暗躍している。 生まれつき器用で、大胆だ。失敗なんて有り得ない。 弟に「■■」を抱いている。 ※シナリオ中の展開で相手HOに秘匿情報を開示しても構いませんが、シナリオ開始前は避けて下さい。 ※キャラクターシートに秘匿に関しての情報を書く場合は、KPのみに渡すようにして下さい。 ※このシナリオで作成するPCは、特に職業技能を指定せず好きな技能に職業ptを振り分け可能です。 ※秘匿の都合上、探索者の年齢は秘匿に沿った「大人」での年齢となります。 ※秘匿の都合上、双子での設定は不可能です。 - - - - - 【事前情報】 ≪共通認識≫ 現在、貴方達に両親や親族はいない。この世界で血縁と呼べる人間はお互いだけである。 かつてイギリスの田舎町「コッツウォルズ」にて農家を営み、貴方達は両親とのどかに暮らしていた。 ある日、兄は小さな弟を連れ出して、両親の結婚記念日を祝う為に街へ繰り出す。 だが、夜も近い夕暮れ時、貴方達が帰宅するとそこには沢山の警察がいたのだ。 「事故」だった、と警察は言う。貴方達の家とその周辺は燃えただれ、両親の遺体は欠片しか残っていないというのに。 小さな弟を抱えながら、兄は遺体の無い柩を土に埋め、空虚の花を手向けた。 それから、二人は互いを支え合って、３年前までは少なくとも平穏に生きて来た事だろう。 ……そう。あの日の夜までは。 暗雲立ち込めるロンドンで、兄は「女王の執行人」として長い間密命を請け負っていた。 だが、降りしきる雨天のとある日、弟は知ってしまったのだ。唯一の血縁が何をしていたのかを。 「嗚呼、見てしまった」「嗚呼、見られてしまった」 ――現在は、互いが「女王の執行人」であるという事だけを知っている。 どんな密命を請け、何をして、何をされて、何を感じているのか――未だにその「秘密」は破られていない。 ※15年以上前であれば、何年前かは自由にPL間で決めて構いません。 ≪女王の執行人の秘密(ルール)≫ Ⅰ　執行人は「密命」の内容を他の執行人に口外してはならない。 　　但し、女王より協力関係の明言された執行人との間では共有可能とする。 Ⅱ　執行人同士は「密命」の最中に間者を挟まず密会をしてはならない。 　　間者は執行人あるいは駒鳥である必要がある。また、間者が居ない場合は、女王が指定する場所でのみ密会が許可される。 Ⅲ　「密命」の他、英国に危機をもたらす事件や事故が起きた場合、速やかに実行犯を捕縛する事。 　　国民の避難は警察の役割であり、執行人はあくまで秩序の為の行動を優先せよ。 Ⅳ　駒鳥は女王の言葉を伝える存在である。 　　何時如何なる時も、駒鳥の救援要請には可能な限り尽力せよ。 Ⅴ　失敗をしてはならない。秘密は守り通さねばならない。 　　執行人は、時に女王ですら祖国の為に疑わなければならない。 　　心せよ。この美しき英国にとって「嘘」のみが唯一赦された賛美である事を。 - - - - - ≪HO2　ヒットマン≫ 貴方は兄だ。 女王の裏庭を守るロンドンマフィアから「密命」を受け裏舞台で暗躍している。 生まれつき器用で、大胆だ。失敗なんて有り得ない。 弟に「劣情」を抱いている。 決して抱いてはいけない感情だと気付いている。 だが、自身と同じ執行人となってしまった弟への感情は、少しずつ「焦燥感」に変貌している。 ■３年前の出来事 ３年前、降りしきる雨の中で、貴方は無慈悲にも麻薬売買に手を染めた少年を「密命」で殺害した。 そして、その現場を運悪く弟に見られてしまっていたのだ。 「密命」の事が知られてはならない。「目撃者」は殺さなければならない。 だが、貴方は逃げ去る弟を、手に掛ける事は出来なかった。女王からの罰も無かった。 ――そのすぐ後だ。風の噂で、表舞台に執行人の新入りがいる事を聞いてしまったのは。 それが弟だと、貴方は気付いてしまった。 ■執行人となったきっかけ 10年前、弟の誕生日を祝う為にロンドンの「コヴェント・ガーデン」の喫茶店でアフタヌーンティーを楽しんでいた。真っ当な職業、裕福では無いが愛しい弟と過ごす祝祭の時間。まさしくそれは「平穏」。 だが……突然、非現実的なテロリストによるクーデター行為で、平穏は無秩序に妨害されたのだ。 爆破されたドーム状の商店街から大怪我をして気を失った弟を連れ出し、重傷を負いながらも必死に脱出を試みる貴方に、美しい淑女が声を掛けて来る。 「この子、もうすぐ死んでしまうわ。飛びきりの病院を紹介しましょう。その場所なら助かるもの。その代わり――貴方にお願いがあるの。この英国に脅威をもたらす存在を駆逐する為に、力を貸して頂戴」 紹介された病院は皇室御用達の場所だった。助力を請われた意味も分からぬまま、貴方は弟が目を覚ますのを待ち……。頭部を激しく損傷してしまった事で、事件前後の記憶は無かったようだが、弟は目を覚まし、命を救われたのだった。 そして、拒否権など無いように“彼女”から手紙が届けられ、弟を盾に取られる形で貴方は執行人として生きる事を定められた。 ■NPCとの関係性 ・グレイ ロンドンマフィア「Earl Rainey(アールレイニー)」の首領(ボス)でありその正体は「女王の執行人」の一人だ。「女王の短剣」という肩書きを持っている。 貴方に、裏舞台の執行人としての様々な技術を教えてくれたのは彼である。 現在は積極的に「密命」には関わっていないのか、伝達係として貴方と接する事が多いだろう。 マフィアには似付かわしくない少女エルを言動は荒々しいが非常に可愛がっている。 ・エル ロンドンマフィア「Earl Rainey」で日々を過ごしている健気な少女。 何か事情があるのか半ば幽閉状態ではあるが、いつも明るく、たまに顔を見る事になる貴方に対しても無邪気に話し掛けて来るだろう。 彼女は、仕事だとしても貴方と会えるのが嬉しいようだ。 「兄弟」の話に興味があるようで、貴方にその話を聞かせて欲しいとよくせがんでいる。 ・ジョシュア スコットランドヤードの通称で親しまれているロンドン警視庁に属する警官。階級は警視正。 彼は「女王の駒鳥」でもあり、警察としての職務以外に女王から「命令」を受け行動する事もある。 執行人を監視するポジションでもあり、また執行人に救援要請をする権限も持ち合わせている為、それなりに何度も顔を合わせているだろう。 ■ステータス作成について ・使い道のある技能(生還に必須の技能では無い) ＜追跡＞／＜応急手当＞ ・＜DEX＞の値を16～18にする ・＜探索技能＞の一つに+10、＜戦闘技能＞の一つに+30 ※執行人を５年以上は行っている為、最低年齢は25歳とする。 また、執行人になって何年経っているかは、10年未満であれば年齢に併せて自由に変更して構わない。 ※年齢設定によるEDUの上限は設けない。 ■目的 ・弟を守り、生き抜く事 ・弟を執行人から辞めさせる、或いは命の脅かされない環境に身を置かせる事 - - - - - ≪用語≫ ■執行人 女王から「密命」を受け、表舞台と裏舞台に分かれて秘密裏に国家の秩序を維持する特殊組織の名称。 表舞台では、諜報や情報収集、時にターゲットを追い詰め殺害または捕縛するのが主な仕事だ。 MI5やスコットランドヤードと協力関係を結ぶことも多いだろう。執行人同士で「密命」を共有しチームで行動する事もある。 裏舞台では、尾行や暗殺、時にマフィア同士の抗争や薬物取引の現場を淘汰するのが主な仕事だ。 溝鼠の多い穢れた裏庭ではあるが、例外としてロンドンマフィア「Earl Rainey(アールレイニー)」とは協力関係にある。 執行人の秘密(ルール)は必ず守られるべき規則であり、破った者は「女王の慈悲」が無い限り命の保証は無い。 ■駒鳥 女王から「命令」を受け、執行人の行動を監視したり、自らも祖国の為事件解決を担う者。 主に警察組織や特殊部隊から任命されるが、詳細は本人も含め執行人にとっても謎の多い役職。 駒鳥は執行人に対して「現在請け負っている密命」の協力要請が出来る。 ■スコットランドヤード ロンドン警視庁の俗称。メディアや映画などの影響により、そういった呼称が一般認識として広まった。 ■MI5 正式な名称は「保安局(Security Service／SS)」。 イギリスの国内治安維持を担当する情報機関であり、MI5とはこちらもそう呼ばれている、といった類の呼称である。 MI5は「軍情報部第5課(Military Intelligence Section 5)」として名が広く知られている。 このシナリオ内で取り扱うのは「MI5」であり、国外の政治、経済及び秘密情報の収集、情報工作を任務としている「MI6」は取り扱わない。 ディセイブラットネタバレ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ・

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