タグ： 沼男は誰だ？ HO3 初ロスト

COC 2015参照 職業技能ポイント［EDU＊10＋DEX*10］　特記事項；〈隠れる〉に＋10のボーナス 設定 　黒鐘直也（くろがねなおや）、名門探偵一家の黒鐘家長男。とても優秀な姉を持ち、家では落ちこぼれ扱いされている引きこもり。 　「血の池事件」調査中に姉が持病で倒れ、それを引き継ぐ形で調査を担当することになる。 　もともと、あまり明るい性格でなく自分に自信もない。 　しかし、姉からこの件を託されたことでそれを誤魔化すように正反対の性格を演じ、外にでる決心をする。 詳細設定（長いのでお暇なら） 　 　古くから秘密裏に警察にも力を貸す探偵の家である黒鐘家。 表向きにはプロファイリングのアドバイザーとして捜査に参加するが、実際は難解な捜査に対する切り札として代々重宝されてきた。そんな家柄である。 　直也はこの家の長男である。 しかし、彼はこの家の中では落ちこぼれ扱いをされている。決して彼の能力は低いわけではない。 だが足りない。歴代の黒鐘には。届かないのだ。彼の姉には。 直也には姉がいる。それも恐ろしく優秀な。彼女が関わった事件で迷宮入りしたものは一つもなく、また、わずか三日もあれば解決の糸口を見つけてしまう。 幼いころからそんな姉と比較されて育った直也は、周囲の人間誰から期待されず育った。いや、期待どころか興味も持たれなかった。 そんな彼は、生きていく意味が見いだせず高校を卒業してから進学も就職もせず引きこもるようになる。 そうして周囲は改めて弟は出来損ないであったのだ、という評価を下した。 　だが、一切救いがなかったわけではなかった。 ただ一人、直也の姉だけは彼に優しかった。引きこもりになっても変わらず接してくれた。 次第に成長するにつれてその優しさは直也を苦しめる一因にもなった。それでも優しい姉のことを嫌いにはなれなかった。 　 　ある日直也に転機が訪れる。「血の池事件」である。 この事件は警察だけの手に負えなくなり例のごとく黒鐘家、直也の姉が担当することになった。 いつものように簡単に解決されると思ったのもつかの間、解決どころかその糸口もつかめないまま彼の姉は捜査中に倒れてしまう。 　彼の姉は特異体質だった。高い知性の代償か、何かを一切理解できない状態が数か月続くと脳に異常をきたしてしまうのである。 朦朧とする意識の中で姉は、「血の池事件」の探偵に直也を指名した。 医者から、このままの状態が長いこと続くと姉が持たないと言われた直也は、姉の代わりにこの事件を解決することを決める。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー姉について 黒鐘　志保（くろがね　しほ）（26） 常に落ち着いており、クールな印象。直也の前では少し優しい雰囲気になる。一人称；わたし/二人称；あなたor直也 会話例 「私も気づかなかったことに直也は気づけたのね、それは誇っていいことよ。」 「お父様やお母様、それに周囲の人たちが直也をどう言おうと、気にしなくていいわ。 　　あの人たちは見えていないのよ、表面上のことしか。だからあなたは自信を持って生きていいのよ。…あら、私のいうことが信じられないのかしら？ 　　私が嘘や間違えたことをあなたに言ったことがあった？…でしょう。なら、そういうことよ。」 「あとは自信さえ持ってくれれば一人前なのだけれど..。」　 「直也なら出来るわ。いいえ、直也にしかきっとできない。だから私、黒鐘志保は次の”黒鐘”に直也、あなたを指名するわ。 　…私が嘘や冗談をあなたに言ったことがあった？」

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