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龍島 刀儀(ﾀﾂﾉｼﾏ ﾂﾙｷﾞ) 庭師は何を口遊む HO1　ICV:小西克幸 36歳 185cm 黒髪金目 一人称:私(時々おれ) 二人称:お前、 三人称:我々、紳士諸君、淑女諸君、紳士淑女諸君、諸君、お前たち、 文字カラー『9D5B8B』 「よう、警視庁特殊犯罪捜査零課──龍島班の龍島刀儀だ。龍の島に刀の儀式、と書いてつるぎ、だ。どうぞよろしく」 「後で、私のところにおいで。先の現場はキツかっただろう」 ｢私の肺をなんだと思っとるんだお前は｣ 「行け。殿は私が押える。なぁに心配するな、この『私』だ。安心して突っ込めよ」 ｢なるほど？それはそれは…面白いな。どんな内容だ、聞かせてくれよ｣ 「ゼロの紳士淑女諸君、仕事の時間だ｣ ──────────── 職業:刑事 技能削除:追跡 【特徴表】 8．勉強家 あなたは日々学ぶことに精進している。EDU+1。また、EDUによる年齢の下限は適用されない。 →自分のやりたいことは警察としての職務である。幼少期から継続してきた磐石な基盤だ。 ずっと学び続けてきた。今なお足りないものは多く、今日も刀儀は学びを得続ける。 10．俊敏 どんな時も、鋭く素早く状況を把握できる。<回避>の基本成功率は、通常の［DEX×2］%ではなく［DEX×5］%である。 →身長の割には華奢で、身のこなしが早い。 ──────────────── 【性格】 基本的に誰に対しても穏やかで朗らかな性格。 他者を対等に扱う一種の博愛的な面を持つ。家族や部下たちなど懐に入れた身内を愛している。 責任感が強い───というよりも、飄々としていて無神経のように見えるが、口軽にしては言価が高く、軽薄というには芯が通っており、地に足が着いた男。 基盤はドがつくほどの真面目。様々な立場や現場で応用が利くように揉まれた結果、遊びや余裕を大事にし、言葉や態度によって現場での強さを纏うようになった。 部下や他人を和ませよう、親しくなりたいと本人は心から思っており、和ませる一言やコミュニケーションをとっているが、やや一般の感覚とズレているため、空ぶることもしばしば。部下いわく『雑談下手』らしい。 他人の心情の移り変わりに関心が強く、観察することで知的関心を満たしている。部下いわく｢たまに実験動物だと思ってません？｣ 本人は最近になってようやく自覚してきた。 事件が難航すれば難航するほど楽しそうにするタイプ。責任感よりも好奇心や意欲が勝ることもしばしばあるが、冷静さと正義感で覆い隠す。 【ひととなり】 警視庁特殊犯罪調査零課(以下、ゼロ)のチーフを務める刑事。階級は警部。 元捜査二課出身。 警察を続けられる程度の病弱(CON9)。呼吸器が弱いため、煙草があるところには近づかない。 身長(185cm)に対して筋力も少ない(STR9)。家系的にも体格に恵まれているはずだがなかなか体調と力がついてこないと本人談。恵まれぬ身体能力の代わりとして補ったものが、非常に優れた拳銃の腕(技能値90)である。 実家は『龍島』家という、もともと武士→士族→明治時代に警察官になった経緯がある家、その分家の長男。本来は『龍嶌(たつのしま)』と書くが、宗家不在の代が多く代理ないしは当主を継ぐことが多かったため、現在は宗家と統一されている。 主に宗家の補佐を務めとしており、宗家当主が不在の折には代理の当主として務めることのある宗家の『懐刀』。それゆえか、兄弟内や先代からは名前に刀剣のモチーフが入った人間が多い。 継続探索者、龍島贖斗と、沼男探索者:辰瀛廉将の従兄弟であり、宗家の贖斗と同じ分家の廉将とは長男同士の繋がりを持つ。 また、 次男:佩(同居人PC助手) 長女:菖花(旅館の捕食者HO1) 次女:彩花(探偵PC) 三男:椿千(こゝろHO2) 三女:葵先(神はすべてきみに任せたのである。HO1) 以上5人の弟、妹を持つ実兄。兄弟たちからは年の離れた兄として親しまれ、愛されているが、刑事の側面や掴みにくい価値観によって畏怖を抱かれている。 【余談】 軟骨を含めて片耳だけでも6~7つほどのピアス穴がある。プライベートではシルバーピアスなどで全て埋めている。 服の趣味がパンキッシュ。見た目は輩。 好きな物は中華粥。辛いものを食べたいがカプサイシンのせいで死ぬほど噎せる。 【人間関係】 部下達をひたすら可愛がっており、信頼している。付かず離れず、共に守っていきたい存在。 HO2→龍島班のブレーンとして強く信頼を置いている。機械類が壊れたら直ぐに泣きつきに行く。 HO3→紅一点。プライベートで最も付き合いが多い。食事をよくに共にする。 HO4→庭師本編や継続で色々あったが、現在も補佐として傍に置き、重用している。 相模原涼も大事な班員だった。よく意見が別れるため言い合いになることもあったが気のいい仲間だった。 龍島家の中では異端児扱いだが、同じく別ベクトルで異端児の贖斗とも親交は深い。最近贖斗の様子がおかしいので心配している。 CoC『ソープスクール』HO3である顏佳良とは高校時代からの友人。刀儀の両耳のピアス穴は全て彼に開けてもらった。 人間として、友人としてただの学友よりも一段と仲が良い認識であるし面白い人間だとして馴れ合っている。ただし恋愛的な好意は一切なく、眼中に無い。顏からの一方的な嫌悪(好意も混じっている)を向けられていることも知った上でとった行動や対応が『答えずただ見ている』。 性格の悪い悪友、それ以上でもそれ以下でもない。 【通過シナリオ】 《PL》 『庭師は何を口遊む』HO1→全生還 『水槽回顧』KPレス→生還 『優しい朝をくださいね』2PL改変→生還 『せかいでいちばんやさしいまほう』KPレス→生還 『ある一樹の影にて』→生還 『慧眼の狩人』→エンドJ-2生還 『巡回中につき』→エンドB生還 『思慕のメディウム』→両生還 『ホルマリン漬けの心臓』PC1→全生還 以下、見なくても構わない経歴部分 ──────────────────── 【経歴】 犯罪心理学という存在に興味を惹かれたのが１２歳、心理面を事件の情報と照らし合わせて答えを導くことへの強い関心と感動を覚えている。 家柄上、警察への道は非常に歓迎されており、警察学校への道も難なく進んでいた。 途中で人の精神を調べるため、わざわざ別の大学の通信制で心理学を学び、精神病院の研修に幾度も参加した。その過程で臨床心理士の資格も持っている。 学生の時から、他人に思いやる────ではなく、他人の心理を『ケース』として切り離す癖がついている。線引きがハッキリしているために心労を最低限に押えている。時にその線引きが「冷酷」にも見えることがある。 庭師通過後はこの癖を｢悪癖｣と認識を改め、改善を図っている最中。部下たちにはこの点を始めとする様々なことを常日頃から学びを得ている。 ──だが忘れるなかれ。一般的に自分の心すら全て把握できない、しては心が崩壊するリスクがあるというのに、他人の精神やその深層心理などに興味を持つなど、龍島刀儀自身の精神性も先天的に常軌を逸している。 ゼロのチーフに値すると評価されてきたものとしての特徴は『チームの逃げ場を作りケアすること』。メンタルケアに重きを置いていたところに難事件に向かう班員のケア(精神分析80)や、それを逆手にとって相手の心理状態を把握･逆算して解決に導いた手腕(心理学79)、そして犯人を徹底的に追っていく狩人的な苛烈さが挙げられる。 犯人に対して寄り添いながらも壁を明確に作るタイプ。時に犯人に「その時どんな気分だった」と尋ねて『何故、その心理状態で犯罪に至ったか』という個人的な関心を満たしていることもある。言葉の意味としてはやや異なるものの、愉快犯じみた振る舞いが散見される。 以下、庭師の秘匿ネタバレあり。↓↓↓ 相模原涼とは元々犬猿の仲だったが、事件を乗り越えた末に発展した恋人だった。 見た目とは裏腹に慎重で、少々頑固な刀儀と、小さいながらもよく働きよく動き、思考よりも行動が勝る涼は表面上衝突することが多かった。血気盛んな時であれば性別関係なく殴り合いに発展するまで実力的であり、的場を困らせていたこともある。 しかし2人に共通するのが負けず嫌い、肝座りな所であり、お互いの長短に感心と理解を寄せようと二人して模索していた。関心と理解はやがて好意に変わっていく。 ある事件の果て、相模原と共に競走のように事件を追い続ける中、｢お前でなければこのようなところまで付き合わん｣と勢い任せに告白紛いの事を涼に口にした時から、二人の関係性は『犬猿なれど良き味方』から、『憎からずとも好いていると言える恋人』へと発展した。相模原涼、龍島刀儀、共に27歳の時だった。 刀儀は今まで争い合う相手がいなかった。作ろうとも思わなかった。いるとも思わなかった。──そんな余裕が、なかった。表面上仲良く、そして付かず離れずの関係で粛々と、巧みにやり取りをしてやろうと、新人時代はそう思っていた。相模原と過ごした時間が、｢負けたくないからこそ掴んでいたい｣という気持ちに成長した。 相模原が殺されてからは、その応報を持って彼女を弔い、手向けにしようとしている。負けられない相手を、愛した彼女を花瓶にしたソレを、まず許すことは難しいだろう。 以下、『庭師は何を口遊む』の重要なシナリオバレあり。 ↓↓↓↓ 相模原涼との指輪は、自分のものを左薬指に、相模原の指輪を左小指につけている。 勤務中は手袋を付けているため分かりにくい。 現在でも相模原の身内とも親交がある。

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