タグ： さよならなずな

SANを10喪失する代わりにPOWを1上昇させることができるルールを適用。 苦難に満ちた人生で、精神はどうじなくなっていったが、精神的な疲弊は増したことをステータスに反映。 不定の狂気　人間嫌い ーーーーー 子供の頃から映画が好きで、映画に夢を抱き、最終的には映写技師の勉強をし、小さな町の映写技師の仕事に就いた。 妻と2人でつつましく暮らしていたものの 50代半ばで映画産業は斜陽を迎え、勤めていた映画館でもデジタル化が進んだため、映写技師という仕事が重宝されなくなり、リストラされた。 それ以来、両親の介護の傍ら、警備員をしていた。 両親を看取った後に、共働きの妻も倒れ、逝去。現在は独り身。 年金を充分に貰える年齢にも至らず、これといった仕事にもつけず、眠ると、自分が映写機を回していて、小さな小窓から、観客が泣いたり笑ったりしている様子の夢をみて、起きる。 労働の合間に映画館へ行くが、最近の映画を心のそこから楽しむことができず、塞ぎ込むことも増えた。 かつて自分が映写技師として何度か仕事を請け負った映画館がなくなると聞いて、今回、訪れた。

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