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御題： ①何かを企んでいそうな笑み ②ギャップ ③絶対に暴かれたくない秘密を心の奥底に隠している （卓中に明かさなくて良い。 本人にとって何より隠したい事柄であれば傍から見て大したことではなくても良い。 秘密が大切な人の死に関する事柄である場合、大切な人の死・存在そのものではなくその事柄に対してPCが有するエピソードを秘密にすること） サリエル・サリバン・ヴァルゴ 愛称はサリー 古物研究家をベースに作成。 特記：古物に関する説得・言いくるめに+10%。 アイルランド出身　イギリス在住 銀髪にゴシック趣味の服装が特徴。 性格は穏やかだが面白いこと好きですぐに首を突っ込む。 交流が好き。おしゃれも好き。 宝石は人を魅了し、惑わせる。時に人はその輝きに狂わされ、瞬く間に堕落し悪に手を染める。 名のある宝石には、必ず逸話、背景がある。 過去、あるいは現在進行形のそれらを読み解き、紡ぐのが彼の趣味であり仕事の一部である。 初恋は妖精のような人だった。 彼の宝石店に静かに佇む銀色の乙女は、一目で誰もが心を掴まれるに違いなかった。 そのためか、あるいは偶然か。彼女はいつも決まって昼下がりの人が少ない時間に現れた。 サリーと彼女は、何度も静かに言葉を交わした。 彼は、彼女とどうこうなろうとは思わなかった。しかし、彼女が何者であるかというただ一点を、純粋に気に掛けるようになっていった。 それは彼の性質上、当然のことだった。正体の追及は単純な彼の趣味で、好意がその背を押しては遮るものなど無かったからだ。 やがて彼が辿り着いたのは、意外な結論だった。 彼女は実在しない。彼女こそは自分を惑わせ、並の人間の手に渡らせたくないとさえ思える宝石。彼の感性における理想の宝石そのものだ、ということ。 彼は何となく、そのことを彼女に告げれば、彼女はいなくなってしまうと理解していた。 それでも彼は、彼女とのただ綺麗な日々を続けていくつもりにはなれなかった。 彼女とただ一緒にいるなら、黙ってその手を取ればいい。分かっていたが、彼はそうしなかった。 何より美しい理想より、自身の欲望ーー真実を解き明かすことへの執着を取った。 サリエルは彼女に真実を告げた。 堕天使の名を授けられた彼は、正にその瞬間に自ら地に堕ちたのだ。 彼女はいつも通り薄く微笑み、去った。それきり彼女は現れなくなった。 その日から彼は、自分の中で死んでいった彼女を悼み、黒一色の服しか着ない。 彼が自ずから捥ぎ取った両翼の代償は、自然に訪れた。 彼はただ一途に宝石の輝きと向き合うだけの職人ではなくなった。彼の元には謎が集まり、腕前のみではなく、ルースを透かして謎を覗き見ることへの評判の方が高まっていった。 思うところが無いわけではないが、自分で選んだ道である。 今日も堂々と彼は宝石の纏う美しい謎を紐解いていく。 彼女は本当は人間で、彼に好き勝手なことを言われて店に来るのを辞めたのか？ あるいは彼は、幻覚を見て思い込むほどに頭のネジを無くしてしまったのか？ それとも彼は、一時本当に理想を垣間見たのか？ 何にせよ、彼以外のすべての人間にとって、それらの想像は無意味だ。 すべては彼だけが経験したこと。話さなければ誰にも真実は分からない。 好きな食べ物はジャンクフード。あとはゲテモノへの興味がすごい。 ◆イメソン Witch's Invitation / Mili flos / R Sound Design ◆通過シナリオ 十二星座館殺人事件(HO：乙女座） ◆特徴表 4-9　暗黒の祖先→2 遠い祖先にシノーソグリスの信奉者がいる。でも葬儀の神シノーソグリスの信奉者は直ちに死に向かうので、ほぼ無関係。 それはそれとして、無鉄砲に興味対象に突っ込んでいく癖は血によるものなのだろうか。 D特徴追加ポイント　50P 3-3　飛ばし屋 空間把握能力に優れている。あらゆる操縦技能の基本成功率が50%である。

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