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男勝りな性格で、喋り方も荒い。そのせいで男にモテることはないが、ボクシング姿がかっこいいと一部女子にファンがいる。 元々はNYのスラム街の捨て子である。偶然NYでランニングをしていたボクシング世界チャンピオンの獅子ヶ谷　力は、小さい子供が複数の大人を拳で叩きのめし、倒れた大人から食べ物や金品を盗む現場を目撃する。異様なまでの強さを発揮した子供をみた力は、こいつをボクサーとして育て見たいと思い、養子になる代わりにボクサーにならないかと提案、当時敵無しでスラム街の狂犬などと言われていたコブシは、スラム街に飽きていた。ここより強い奴に合わせることを条件に養子になる。8歳で日本に渡り、日本語の勉強と過酷なトレーニングを経て、男子が混ざった大会でも負けなしの成績を誇った。女であるコブシは女子プロボクサーになっても、あまり稼げないことを養父に聞かされていたので、高校卒業と同時に、莫大な金が動く地下闘技場のボクサーになる。彼女の戦い方は、防御を捨てた強烈なラッシュを繰り出す「デンプシーロール」と「死の左ストレート」と言われるカウンターを駆使して戦う。幼少のころから、弱肉強食の世界を見てきたコブシはこの地下闘技場で、その名前がさす通りの百獣の王になるために日々戦いづつけるのである。

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