タグ： ぺよ 魔法少女希望譚

─────────── ◢通過シナリオ 　魔法少女希望譚/PC3 　箱庭で鎖を鳴らしたら/KPC（天堂 琥白） 　スーサイデッドメアリンク/PC（天堂 琥白） 　純愛、故に/PC（天堂 琥白） 　君にメリークリスマスを/PC（天堂 琥白） 　君におはようと言えたら/KPC（天堂 琥白） ─────────── 式守 清凡(しきもり きよつね)/17歳/173cm/AB型(琥白と一緒)/4月3日 高校生(職業ベース:ビジネスマン/2015) カラーコード:#4682b4 一人称/俺　二人称/お前 「何やってんだよ、ったく…仕方ないな」 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」 【職業技能ポイント】EDU×20 ■取得技能(職業P) 経理、コンピューター、信用、説得、その他言語(英語) ■取得技能(興味P) 目星、図書館 回避：たまに物が飛んでくるのをよけている キック：小、中サッカーをやっていた 隠す：二年間自分がゲイであることを隠していたので ─────────── 【願い】 家族の望む"普通"の息子になりたい 学校では面倒見が良く、どちらかというと兄気質だが、それは自身の兄の姿に憧れてそう振る舞っているだけ、実際はちょっと甘えん坊。 母親の影響で料理が上手く、たまに自分でお弁当を作って持ってくる。 父親に似て真面目で勤勉、成績もいい方。 料理上手で優しい母親、仕事熱心でいて家族想いな頼れる父親、勉強を教えてくれるしっかり者の兄、そんなごく普通の家庭で、ごく普通に過ごしていた彼には秘密があった。 それは、自身がゲイであるということ。 家族は自分たちが普通であることを誇りに思っていた。 大多数の人間と同じ枠組みの中にいられることに安心していた。 だから、清凡がゲイであると知った瞬間から全てが崩壊した。 家族にとって清凡は"普通の息子"ではなかったのだ。 母親は絶望し泣き崩れ、父親は罵声と怒号を浴びせる。 そんな両親二人を止めるでもなく、兄もまた冷たい視線を送ってきた。 自分の存在が家庭を崩壊させた。 自分が普通ではなかったから、家族もろとも大衆の枠組みから外れてしまったのだと清凡は自分を責めた。 そんな折に、不思議な出会いをした。 ──────俺の願いは、家族の望む"普通"の息子になること。 俺が普通になれば、またみんなで普通に暮らせるよな？ 自身がゲイであるということに気がついたのは高校一年生のころ。 それが普通ではないということもわかっていたので、自分のことがバレないように今まで必死に誤魔化して生きてきた。 けれどどこから漏れたのか、はたまたただの噂話程度だったのか。 ある日母親が何の気無しに、それこそ日常会話のつもりで出したその話題に清凡は顔を青くし、過呼吸にまで陥った。 そんな姿を見て母親が察しないわけもなく、瞬く間に自身の性的指向は家族へと露呈した。 それからというもの、誰もが思い描く平凡で普通の家庭は音を立てて崩れ去った。 毎日のように両親は清凡を責め立てる。 加勢こそしないものの兄は見ないふり。 そこに居場所がなくとも、帰る場所もそこしかない。 "普通"になってやり直したい、元に戻したい。 そう願いながら清凡は部屋の隅で震えている。 ─────────── 【関係】 ■PC2/天堂 琥珀(PL:はち) 同じクラスで席も隣。 ひそかに想いを寄せている。 たまにご飯を食べていないところを数回見かけてからというもの、お節介かな、と思いながらお弁当を作って行ったら喜んでくれたので家族にバレない様にこっそり彼の分も作っている。 勉強を教えたり、居眠りしているのを起こしたりと世話を焼いている。 ふわふわと笑う彼の笑顔が愛おしくて、もっと見たくて、近くにいたくて。 本当はこの気持ちを否定したくないけれど、”普通”ではないから消さなきゃいけない。 「おはよ、琥珀」 「もう、くっつくなよ…ばか」 AF:ゆうぐれ遊園地のブレスレット →身につけているとき、KPCに対する精神分析、心理学の値に+10

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