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鎌田鷹介の兄 鷹介とは歳が12も離れており、遅くに出来た弟のため、とても溺愛している。 鷹介に勉強を教えようと、自身の学年以外の勉強もする程である。 しかし高校3年の時に両親を亡くしてから、鷹介の親代わりとなるべく、進路を進学から就職へと変更。 警備会社へと就職する。 勤務態度は真面目。しかし性格は冷淡、冷酷に近い。 17歳〜25歳までは施設、交通、運搬警備を行なっていたが、26歳になってからは元警察官や元自衛官の先輩達に指導してもらい、身辺警備を任されるほど成長した。 また、警備員認定や機械警備業務管理者の資格を持っており、会社内での地位は歳の割に高い。 しかし、私生活においては家事の殆どを鷹介に任せており、女性的な話し方や家事が出来ることで鷹介が虐められていたのは自分のせいだったのでは…と思い悩んでいる。 鷹介からあまり良い感情を持たれていないのは薄々勘付いているが、それでも仲良くしたいと思っている。 自身の口座とは別に鷹介の将来用の口座を開設しており、そこには3000万円貯金してある。 　　　両親が死んで、無色になった世界、沈んだ意識を取り戻させたのは幼い弟の存在だった。 　　　だから彼は弟の未来を護るだろう、自分を犠牲にしてでも。

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