タグ： 創作DX罪と罰 共晶秋桜

通称ファウス。ミミズクがレネゲイドビーイング化した存在。人間らしい感情が一部欠如しており、それを学ぶために、FHエージェントとして行動している。賢者の石の適合者。戦闘では前線に立ち、強力な白兵攻撃で敵を殲滅する。 丁寧な口調で話し、相手が誰だろうと「○○さん」と呼ぶ。呼び捨てにするのは遥斗だけ。一人称が私、二人称が貴方。 FHでおこなわれた、賢者の石を動物に埋め込むことで人工的にレネゲイドビーイングを誕生させる、という研究の被検体。幸運にも賢者の石に対する拒絶反応は起きなかったが覚醒することも無く、経過観察という形で生かされる日々の中で、遥斗と親交を深めていく。そして遥斗がクローンだった知り自暴自棄になる姿を見て「人間として遥斗を支えたい」と願い、レネゲイドビーイングとして覚醒した。その後「人間になりたいという想いが自分を覚醒させた。人間を知れば、もっと強くなれるかもしれない」という半分本音半分建前の理由で、遥斗直属の部下となった。様々な任務を通じて人間社会を学びつつ、己を傷つけがちな遥斗を守るため傍らに侍る。 感情の起伏は乏しいが、決して冷酷というわけではない。物事をありのまま受け止める純粋さと、人間について深く知りたいという知的好奇心が強い。一方で、人間の姿を取っている間も、ミミズクとしての野生本能が抜けきっておらず、ネズミや小鳥を生で食べたり、首だけ180度回転させたりなどの奇行が見られる。「人間というのは難しいですね」が口癖になりかけている。 遥斗はかつて自分の世話をしてくれており、いつしかかけがえのない存在となった。そのため遥斗がらみに関しては、激しい怒りや悲しみなどの感情の揺らぎを見せるが、本人はその感情を理解しきれていない。目を離すと壊れて消えてしまいそうな遥斗に不安を抱きながらも、ただ純粋に遥斗を守りたい、遥斗と共にいたいという想いを貫いている。 薊ほむらに対しては、遥斗の邪魔をして監視している相手として敵視していたが、今は遥斗を守るための頼れる仲間。 來虎には、ソラリスというあらゆる薬品生成能力に興味を示しているが、遥斗の自傷癖にかこつけて吸血をおこなうのではないかとして毛嫌いしている。 実は定期的にミミズク本来の姿に戻って狩りをしたり（そのうえ他のセルメンバーに分け与えようとする）、遥斗にネズミやひよこを食べさせてもらっている。また、自転車の後ろに人が乗れるよう改造したリアカーをつけた、通称チャリアカーに遥斗を乗せて爆走する姿がたびたび目撃されている。

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