タグ： イサシキ 都市伝説課

「俺ももうオジサンな歳だからね。願い事ってのはあんまり多くなくていいかなって思う訳。」 「あの子は俺の罪なんだ。俺のせいで人間らしい死に方をさせてやれなかったんだよ。」 「あの子が人らしく生きてさえいてくれれば、俺はもうそれでいいんだ。」 「だからな、俺みたいな人間はさ、もうこれ以上何かを望んじゃいけないんだ。」 「だってそうだろ？もし…あの子の噂のスタートが俺なんだとしたら、俺があの子の人間性っていうのを信じなくて、誰があの子を守ってやれるんだって話だよ。」 「あぁ…、俺なんかより君が無事でよかった。」 【性格】 一人称：俺 二人称：君 一言で言うのであれば、自尊心のない人間である。人間一人の人生をの終わりを奪ってしまったという罪の意識。また、実の親からの愛情というものを知らず育った彼には自尊心や自己肯定感というものが皆無に等しく、そのほぼ全てがHO2が人間として生きていられるだけで救われた気持ちになるというものへと変換されている。まるでそれは罪の意識の集合体のようにも見えることだろう。 そうした性格からか口癖は「俺なんかよりも…」であり、周囲に対して自己のカーストは底辺に置いているのがよくわかる。 趣味は料理であり、その料理を職員にふるまうこともやぶさかではなく、土産も必ず食べ物しか用意しない。 それは、自分という人間が形で残ってしまうこと。他人の重荷になること。綺麗さっぱり消えてしまえないこと。…それが不安だからである。 【人間関係】 HO2…掛け替えのない命であり、俺の罪 【経歴】 彼は孤児であり、都市伝説課で保護された経歴を持つ。本名を持たず、都市伝説課での呼び名こそが彼のすべてである。また、その生活の中で、HO2が都市伝説として誕生するのを目撃したことから、自分自身もまた都市伝説なのではないか？という疑問を抱き続け生きている。自分という人間がHO2の存在を支えているのかもしれないのであれば、また自分も誰かによって支えられているのではないか？とも思っている。 そうして、彼は下手に何かに変わることへの抵抗感と、何かを願うことへの恐怖を抱くに至っている。 後遺症：都市伝説化 「職員さん」という都市伝説。HO1 と HO2 との 2 人で 1 つの怪異である。困ったことがあるなら迷冥市役所の二人組を訪ねるといい。何でも解決してくれるはずだ。探索者は人外化。普通のシナリオには参加不可。人外探索者、タイマンなどは OK。

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