タグ： 羊PC 彼方からの君に捧ぐ

次回オリンピック選手に内定している、現役女子高生のピストル射撃競技の選手。専門は25mピストル競技(精密射撃と速射射撃の総合競技)。 既に大学にはスポーツ推薦入学が決まっているため、受験戦争にピリつく周囲を他所に、日々練習に打ち込んでいる。 競技をやるようになったきっかけは母方の祖父。猟師であった祖父が鹿やら雉やら熊やらを獲ってくるために猟銃が比較的身近であり、手入れをしているところを見ていた孫に「もしや狩猟に興味があるのか！」と喜んで試しに射撃場に連れ出したところ、やたら上手かった上に楽しそうにしていたため、そのままやらせてみたらメキメキと上達した。 なお、本人は猟銃に興味があったのではなく、この猟銃で獲ってくるジビエに興味があったらしい。とはいえ、今は楽しんで競技をしているが。 自由人が過ぎる長兄と、その長兄に振り回される苦労人の次兄がいるためか、末っ子長女の津波は非常にマイペースでちゃっかり者に育った。誰かを一旦矢面に立たせ、その結果を見てから動くという、美味しいとこ取りの性格。本人は妹の特権だと思ってるし、兄二人も何だかんだ末っ子に甘いため、こんな風にのびのびと育ってしまった。 ピストル競技ではそのマイペースさが良い方向に動くのか、凄まじい集中力と反応速度を発揮する。自分のリズムを完全にコントロールしているため、スポーツ全般に対するメンタル的な適性が非常に高いと思われる。本人の気質も「仕留める」ことに適性があるため、割と血の気が多いらしく、勝負事に向いている。 かなり図太い部分があり、初対面の相手や知らない場所でもあまり動じたり物怖じしたりといったことをしない。何なら少し周囲とズレていたりするのかもしれないが、他者とのコミュニケーションは割と好きな方。末っ子なせいか、人に甘えるのに躊躇が無い。スキンシップは好き。 基本的には真面目で誠実といって差し支えない人柄だが、ちゃっかり者の末っ子気質の方が強くはある。また、表情がさほど動く方ではなく、更に口調はどこか少し淡々としているせいか、冷たいと取られることがたまにある。まあそれを気にするような性格ではないのだが、できるだけ大事な言葉は尽くすように心がけている。一応、さほど喋らないだけで仕草は愉快だったりする。 職業補足【ピストル射撃選手】 職業技能 【拳銃】→ピストル射撃選手のため 【目星】【ナビゲート】【物理学】→的を「狙う」ため、弾道を予測するため 【機械修理】→ピストルの手入れ及び簡単な修理のため 【信用】→日本において拳銃の所持には公安などの許可が必要なため 【芸術(ピストル射撃)】→競技者としての基礎知識のため 職業技能自由枠扱い 【応急手当】→銃の暴発などのいざという時の対処のため 特徴表 16【強固な意志】 何事にも動じない、強靭な精神の持ち主だ。能力値POW及びSAN値は変動しないが、現在正気度ポイントに+5。ただし増加する上限は、最大正気度ポイント(99－【クトゥルフ神話】)となる。 通過シナリオ ・彼方からの君に捧ぐ ・夏の歩みも彼岸まで 以下通過シナリオ等のネタバレ 彼方からの君に捧ぐ：到達ED　END1　全生還 ・気が付けば見知らぬ男女と共に1500年の時を超え、真っ白な部屋に横たわっていた。 ・自分たちとは少し違う兄弟、価値観や成り立ちの違う人々、姿も何も変わらぬ「ペット」、そして異形たちと出会い、話し、関わり、戸惑いつつも、自分たちの時代に帰るために戦い、そして未来を勝ち取った。 ・不思議な時間の冒険を共にした彼らと再会し、自分たちの見てきた未来に続くものを見たり、考えたりしたが……結局のところ、彼女にとっては友達が出来た。それに尽きる。オリンピックにはみんなで応援に来てくれるとのこと。頑張る(力こぶﾑﾝｯ) 夏の歩みも彼岸まで：到達END　エンドA　生還 ・合宿で海の方へ行った際、兄二人への土産話になればと沖合に出る船に乗ったところ、運悪く潮哭島近辺を通ったことで深きものどもに目をつけられ、そのまま不運にも海へ落下。しかし悪運が強いのか、記憶こそ失ったものの、ニライへと流れ着くことが出来た。 ・そこで出会った青年・ミナトにマキと名付けられ、共に島を巡って記憶を集めていった。でもぶっちゃけ悲壮感も危機感も全くと言っていいほど無く、南の島で親戚の兄ちゃんと遊んでもらってるに等しかった。バカンスか？ ・最後には無事に記憶を取り戻し、泡となって成仏していったミナトや島の住民の魂を見送り、彼に託された家族写真を、唯一の肉親である海月たゆたへ渡した。 ・彼が両親に「オリンピックの金メダル選手を助けた」と自慢できるように、あの島の思い出をガソリンにして今日も彼女は的を撃ち抜いている。ばーん。

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