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タロットカードを用いて占いを行う占い師。街の少し外れに店を開いている。 特異性のある自身の外見（アルビノ）を生かして、占い師としての発言に対して信ぴょう性を持たせるため、などと言ってアルビノ特有の髪の毛や目の色を隠そうとしないが、実際のところ変装するのが面倒臭いだけ。 幻想的な外見に似合わずラーメンやハンバーガーが大好き。大食いなため大きな口を食べて至極美味しそうに食べる。また歩幅が大きく歩くスピードが早い、文字が汚い、などと大雑把で粗雑なように見えるが、その実臆病で他人の目を気にしている。そのため外に出ると疲れる。なのにわざと大雑把な行動を取るのは、本当は弱い自分への暗示。おまじないのようなもの。 以前（幼い頃）は周りに馴染もうと変装していたが、ある日アルビノであることが周囲にバレる。いじめに発展することはなかったが、それを境に敬遠されるようになる。自身への嫌悪感が募り自己肯定感が保てなくなり、次第に学校を休みがちになり、自らを傷つけるように他人と体の関係を結ぶようになる。女性にしか性的な欲を抱けないことには気づいていた（レズであることの後ろめたさもあって更に落ち込んだ）ので、相手は出会い系サイトで出会った年上の女性ばかりだった。その中で色々（色々）あって立ち直り、大学に進学し、占い師となり現在に至る。 現在も劣等感や自己肯定感が低いままであるが、以前のようにセフレを作って激しいプレイを無理やりするなどして（精神的な）自傷行為をすることはない。自らを保とうとわざと粗雑な素振りをして、弱い自分をひた隠しにする。でも友人の前では気が緩んで素が出たりする。 本を読むことが子供の頃から大好き。セフレだった女性の影響で更に読書にのめり込み、今でも常に文庫本を1、2冊持ち歩き、暇さえあれば本を読んでいる。よく行く場所は本屋。占いで稼いだお金のほとんどが本へと消えてゆき、家の中は本でまみれている。基本的にどんなジャンルの本も読むが、よく読むのはオカルト（占い）、歴史の本。また特に心理学についての記述がある本を見かけたら必ず買ってその日のうちに読み、内容をノートにまとめる。心理学については、自身が精神的に脆かったり、他人の心理を気にしがちなため、自発的に熱心に学んでいるようだ。ちなみに心理を学べる大学を出ており、深層心理や臨床心理を専攻し、良い成績を修めている。 また、他人の心理を気にしてしまうからこそ、よく他人を観察する。元より人の顔を覚えるのが苦手なため人をじっと見る癖があった。占い師になったのも、半分人間観察をするためという理由がある。幼少期から持ち合わせていた癖が磨かれ、今では鋭い観察眼となっている。 また、臆病であるからこそ、物音にかなり敏感。喧騒を避け、森の中に住んでいるため、知覚が常人よりも研ぎ澄まされているのかもしれない。 特異な外見をしているため、時々客に難癖をつけられたり疑われたりする。その際のために、心理的に有効な説得方法も本で勉強している。 過去セフレがいたが好きな子には一途。でもいつまで経っても気持ちが伝えられないため片思いで終わることもしばしば。

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