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［シュレディンガー方程式から乖離する僕たちの青春について・HO4］ 大人しめの青年。だが人とのコミュニケーションは好き。自分から話しに行くのがちょっと苦手なだけ。 図書委員で、委員会の活動時以外でもよく図書室に出没するので勉強家なのかと思いきや、勉強はやや苦手な様子だし問題児系のHO3と一緒にいることも多い不思議人物。HO3といる時はいつもより口数が増えたり声が大きくなったりするのを、彼らに近しい人は知っているかもしれない。また、音楽を聴いて自分だけの世界に入るのが好き。曲は歌詞が無いものが好み。 虫が死ぬほど嫌い。死骸もアウト。ふざけて揶揄ったりしたらキレます。 偶に、ふとしたきっかけでちょっとしたパニックに陥り、周りが見えなくなることがある。理由については話したがらない。 「………………………………、…………？ ……あ。ごめん、音楽聴いてて聞こえてなかった」 「勉強の事なら俺はだめだよ、他あたって」 「ここは図書室。静かにしろ」 (以下、秘匿HO情報を含む) ​───自分の生まれた意味を、探している。 だって自分は親にとって不必要な存在だったから。 痛みも苦しみも常に自分の隣にある。物心ついた時からずっと、そんな生活だった。本能で抵抗こそするものの、いつの日か全てを諦め、この生活には慣れきってしまっていた。 否、そのつもりでいなければ、自分を保てなかった。 だが、2020年4月11日。 そんな生活は突然終わった。 生存本能で瓦礫の山から逃げ出した。初めての外の世界だった。常に命令を聞く、されるがままの日々だったため、突如縛られるものが無くなると、何も出来ない。もちろん行く宛ても無い為、放浪していたところを保護されるが、名前は言えず戸籍も無い。年相応のまともなコミュニケーションすら取れない。ある程度の期間が経ってももちろん行方不明者届も出なかった。その異常さから「望まれない妊娠で生を授かり隠されてきた子」という扱いになり、施設に引き取られるにあたり、戸籍と今の名前を与えられた。 実験漬けの生活から解放され平和な日々を送るうちに、施設内の異常さを改めて思い知り、それを酷く恐ろしく感じるようになった。 昔のトラウマが刺激されるような出来事(特に、自分や罪も無い人が肉体的に傷ついたり、暴力を彷彿とさせる出来事等。また、前記した虫もその一つ)があると、パニックを起こしてしまうことがある。 過去の記憶から悪夢を見ることがあり、満足に眠れなかったりする。 今の生活が守れれば、平和に過ごせればそれでいい。それ以外はこれといった望みや夢も無い。将来就きたい仕事は……無難に、会社員などだろうか。普通になりたい。 [経験シナリオ] シュレディンガー方程式から乖離する僕たちの青春について [カラーコード] #fef263 [不定の狂気] ・フェティッシュ(守ることへの執着) 期間:5ヵ月

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