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「花園崩壊」参加PC HO1/スターチス 名前:Bella Hammond（ベラ-ハモンド） 職業:？ 年齢:16歳 性別:女 #FF9999 * * * * * ◇取得技能 「クトゥルフ2015」参照 ベース:芸術家 職業技能:言いくるめまたは説得、芸術(任意)または製作(任意)、心理学、目星、歴史または博物学 +次の技能から3つ選択　→　写真術、生物学、天文学 特記:専門とする分野の<芸術>または<製作>技能に+10%のボーナス。 ◇特徴表 ＊5-1 動物に好かれる 独特のたたずまいのおかげか、たいていの動物がなついてくる。 ＊6-6 急速な回復力 新陳代謝能力にすぐれている。耐久力を回復するロールの結果に+1。 ◇性格 温和/面倒見がいい/寡黙/衝動的 * * * * * ◇詳細（長） 常に無表情で何を考えているのか一目じゃ分からない女の子 7歳のころ、虐待を繰り返された末にサナトリウムに入所してきた ショック状態だったのか、施設に入る直前と入ってからの少しの間　何をして過ごしていたか覚えていない （実際は一日中私室の隅でうずくまって動かなかった） 初めは誰とも全く目を合わせず一言も言葉を発さなかったが、その後シルベチカという女の子が入所すると 打ち解けていつの間にかよく一緒にいるようになった お話するのがあまり得意じゃない　一生懸命粒選りの単語で少しずつ会話をする 自分で自分の身なりを整えることがままならず、親友に毎朝ヘアピンで前髪を留めて貰っている 前髪はおろしたら後ろ髪と同じくらい長い 普段は温和で大人しいけど、自分と自分の大事な人達にとって害になると判断した人間に敵意むき出しになる 刃物や先端恐怖症で、特にハサミは見ただけで頭が真っ白になる（知識技能−10） 更に他人からハサミや包丁を向けられたり、殴る蹴る等の暴力を振るわれると 恐怖のあまり我を忘れて暴れてしまう(交渉技能−10) サナトリウムでの暮らしは好き　顔には出ないものの、入所してくるみんなの事も好き 自分にできることはあまり無いことは分かっているので、危ないことをしてない限りは遠くから見守っている アトリエに来て、一人で黙々と絵を描いている時間が一番落ち着く ~ 生まれたときから脳の一部に異常があった 将来大きくなったとき、体や感情のコントロールが上手く出来ないかもしれませんと医師から診断を受けた 母親はとても悲しんで、世話をしながら毎日泣いてばかりいた　父親は現実から逃げる様に仕事に明け暮れるようになった ~ 身の回りのことは全部お母さんがやってくれた お風呂あがりにお母さんが髪を乾かしてくれると、さらさらと綺麗になってうれしかった どうせあんたじゃ出来ないでしょうと言って、お手入れの仕方とか　数字や言葉もあまり教えて貰えなかった そういえば、お母さんの笑った顔を見たことがない お父さんの疲れた顔しか見たことがない ~ 両親が仕事で多忙の中ついに小学校に通う事になった 入学式の朝、帰ってきていると思っていた両親が仕事で不在のままだった 鏡を見たら私の髪がぼさぼさだったから、いつも通りお風呂に入った もたもたとしていたらあっという間に時間がなくなって、髪を乾かしきれないまま家を飛び出した 教室に入ったら、楽しそうにお喋りしていたクラスのみんなの声がさっと止まった きっと私、上手にお風呂に入れていなかったんだと思う 慌てた先生が駆け寄って来て、タオルで髪を拭いてくれたりしたけれど 戻ってきてからもみんなの視線はこっちに向いたままだった それから両親はあまり家に帰ってこなかった 臭いのとお喋りが苦手なこともあって、みんなは私のことを気味悪がってあまり話しかけてこなかった 洗濯の仕方も知らないから、お洋服の汚れが取れないまま毎日学校に行った そうしたら、机に落書きされたり 給食の時間にご飯をわざと服に零されたりした お母さんはたまに夜遅くに帰ってきたけれど、私が起きる頃にはもういなくなっていたから、ゆっくりお話することもできなかった ~ ある日女子に囲まれて、邪魔そうだから切ってあげるよと無理矢理髪をざくりと切られた 暴れて抵抗したらハサミで耳が切れた 腹が立ったから、ハサミを奪い返してそのままそっくり同じことをしてやった そこで血相を変えた先生が来て、職員室に呼び出された 廊下に立って待っていたら、お母さんが来た お母さんに泣きつこうと思っていたけど、お母さんは私のことを見下すばかりで何も言わなかった さっき髪を切ってきたあいつと先生の前で、お母さんは泣きながら何度も頭を下げて謝っていた 悪いのはあいつなのに　先に私の大事な髪を切ってきたのはあいつなのに でもうまく言葉が纏まらなくて、ずっとぐるぐるしながら横で立ち尽くしていた 帰ってきて玄関の扉を閉めるなり、お母さんは高い声で泣き叫びながら私の顔や頭を思い切り殴ってきた そこからはもうあまり覚えてない　きっとこの日から、お母さんは私のことを完全に見限ったんだと思う 笑うのが怖くなった　泣くのが怖くなった　怒るのが怖くなった 言葉を発するのが怖くなった　自分から動くことが怖くなった 私は生まれたときからおかしいから　皆と違うから　合わせようとしても気持ちを伝えようとしても、全部全部無意味だから それならもう、私がなにもしなければ悲しいことは起こらないって　そう思った ~ 気が付いたらサナトリウムって場所にいて、チカが私の大事な髪を綺麗に梳いてくれていた チカは私のことを無視したり、喋るなとか臭いとかお洋服が汚いだとか 一切言わずにふんわり優しく笑って丁寧に言葉を返してくれた お洗濯できない、って言ったら　　これがベラに一番似合うよって、私に一着服をくれた 髪がうまくお手入れできない、って言ったら　　私が毎朝整えてあげるって、可愛いヘアピンをふたつくれた 寂しいって言ったら、嫌な顔ひとつ見せずに一緒に寝てくれた チカは私の髪を綺麗で好きだって褒めてくれる 私も自分の髪は好き　薄くて優しいピンク色が女の子らしくって可愛いし　お母さんが唯一好きだって言ってくれた私の一部だから 最近はチカに教わって、自分でも上手に整えられるようにちょっとずつ練習してみているけど やっぱりチカがやってくれた髪型をしてる私が、一番好き * * * * * ◇通過シナリオ 「花園崩壊」HO1 - 予定 ◇イメージソング vivi - 米津玄師 https://youtu.be/W-Tun8O-Tjk 言葉にすると嘘くさくなって 形にするとあやふやになって 丁度のものはひとつもなくて 不甲斐ないや ~

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