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＜影が薄い＞生まれつき目立たない。隠れる、忍び歩きに＋20 ＜急速な回復力＞新陳代謝に優れている。耐久力回復ロールにて＋１ ＜熱探知＞ おさむですが、しゅう君と呼んであげて 職業技能は自宅警備員にしました。下手すりゃなってたよねってことで。 ↓以下過去＜＞内はHOみたいな 自分はもともと＜影が薄い＞方だった。そのためにいじめられてしまった。始まりは些細なものだったかもしれない。だがいじめはいじめ。どんどん心が委縮していく。消えてしまいたい。もっと＜影が薄く＞なる。だからもっといじめられる。 次はいついじめられるんだろう。毎日びくびく過ごすうちに、気配にとても敏感になってしまった。他の人にはできないであろう＜熱探知＞までできるようになった。そんなことがバレたら気持ち悪いとか言われてもっといじめられる。もっと＜影が薄い＞人にならなくては。 成長するにつれ身体的ないじめも増えていく。生まれつきか、あるいは毎日殴られているせいか、人よりも傷の治りが速い気がする。この＜急速な回復力＞のせいでいじめが露呈することもない。ずっといじめられてきた人間は、歯向かうこともできない。もうどうしようもないのだ。苦しくても、変えようはないのだ。 あれだってきっと彼らにとっては、いつもの遊びの延長だったのだろう。いつも通り殴られて、いつも通りよろけて――ただ、場所が悪かった。一瞬の浮遊感。続く激痛。階段を転げ落ちたんだということが分かったのは、病院で目を覚ましたときだった。 足はもうよくならないんだそうだ。あれだけ自分を苦しめた＜急速な回復力＞は大事な時に働いてくれなかったみたいだ。こんな性格で、さらには＜足が不自由＞ときたら、これからどうやって生きていけばいいっていうんだ？こんなことになったって自分はいじめっ子たちに歯向かうことはできなかった。 「ただじゃれあってただけです」「そいつが勝手に足を滑らせたんです」その言葉にもただ同意することしかできなかった。 でも今回だけは。今回だけはもう許すことはできない。 それでも自分からは何もすることができないのだ。 本当は彼らにも同じ痛みを味わってほしいのに。 本当は彼らにも同じ苦しみを味わわせたいのに。 彼らにも肉体的・社会的な制裁を。そんなこと代わりにやってくれるような人なんて……いないと思っていた。 夜鳥ぬえ、のちに自分の上司となる人物からいじめっ子たちが受けた罰を聞いたとき、何よりも喜びが勝った。そして彼への憧憬も。自分はこの人に一生ついていこう。影が薄くて、いつもびくびくしていて、足だって不自由な、いいところなんて一つも思いつかないような自分に居場所を与えてくれたこの人に。短所としか思えなかった自分の力を、才能だと言ってくれたこの人にずっとついていこう、そう思ったのだ。 膝に後遺症が残っているため、動きが遅い。 普段はそんなに痛くないが、急に痛み出したり力が抜けたりするので、松葉づえは必須。 STR低めCON高めPOW高めなのが、反撃はできず、かといって倒れもせずといういじめられるのに最悪なステータスではないかと思うのですがいかがでしょう。 驚きのダメージボーナス-1D4。 日計とは、小さくてかわいらしい蛇のこと。猛毒があり、咬まれると「その日ばかり」の命と言われる。が、実際はそんなことはなく、毒もないかなり貧弱な種である。っぽい。

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