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医者の家系の生まれ。実家は開業医で兄が跡を継ぐ予定。 本人は比較的自由に興味のある学問を学んだ結果、精神科医。 真面目で穏やかな性格。精神科医になったもは困っている人を救いたいから。夢見がちなのかもしれない。 時代背景に記載の「精神病患者に内職や農作業などを行わせる作業療法」とは森田療法のことじゃないかなと予想。 なので森田正馬の孫弟子くらいにしたい。 当時（おそらく）確かに存在するけれど訳の分からんものとされていた精神疾患をボトムアップで解き明かしたいと考えている。 森田療法における「不安を病理としてではなく自然な感情と捉える」「人間が持つ生きることへの欲求を発揮させる」という考え方を支持し、理想としている。 そんでもってそんな男が人間の道理など全く通らない神話的事象をぶつけられめちゃくちゃになるところが見たい（本音） 以下お勉強。なんとなく頭に入れるためにまとめたやつなので読まなくていいです。 ■森田療法 精神科医、森田正馬（もりたまさたけ）（1874-1938）によって創始された不安症（不安障害）に対する独自の精神療法。 原型が出来上がった1919年頃以降、東京慈恵会医科大学精神医学講座にて、弟子たちにより継承されていく。 ・治療法 一定期間の入院によって段階的な治療を行う。軽作業期以降は面談や日記による治療者とのやり取りが発生するらしい。 1.ひたすら安静に過ごす。思い浮かぶ不安や恐怖をなくそうとせず、「あるがままに」する（臥褥期（がじょくき）） 2.庭に出て自然に触れたり、部屋の片づけや簡単な陶芸など、一人で行える軽作業を行い、気分や症状に流されずに行動していく（軽作業期） 3.共同作業や動物・植物の世話など、不安や症状を抱えながら、目の前の必要な行動に積極的に関わりやり遂げていく「目的本位」の段階（作業期） 　日常的な行動・作業を通して、生きたいという欲求を発揮させる。らしい。 4.外出や外泊を行い、社会復帰の準備を行う（社会復帰期） ・特徴 神経症者が問題としている「不安」を病理ではなく，自然な感情と理解する点、らしい。 多くの心理療法（精神療法）、とりわけ西洋の学派では，不安を病理として理解し，その原因を探求し，不安や症状の消去や解決を目指していく。 しかし森田療法では，『根本的な恐怖は，死の恐怖であって，それは表から見れば，生きたいという欲求であります』と森田が述べているように， 不安は「より良く生きたい」という欲求（生の欲望）の裏返しと捉えていく。 つまり「こうありたい」という願望がなければ，それが損なわれる不安も生じないとし， あくまでも人間にとって避けられない自然な感情と理解するのである。ここに森田の人間観と森田療法の独自性がある。 ・治療対象 　→神経症 ex.強迫症（強迫性障害）、社交不安症（社交不安障害）、パニック症（パニック障害）、広場恐怖症（広場恐怖） 　全般不安症（全般性不安障害）、病気不安症（心気症）、身体症状症（身体表現性障害） 現代において、統合失調症に対する森田療法の有効性の評価、検証を行う論文は存在するものの、統合失調症への治療法として森田療法が選択されるケースは少ない模様 ちなみに 現代における統合失調症の治療は、薬物治療や認知行動療法に基づくソーシャルスキルトレーニングが有効であるとされている。 ※認知行動療法 「ある状況下における患者の感情や行動は，その状況に対する意味づけ・解釈である患者の認知によって規定される」という考え方のもと、認知のパターンを変えることにより治療していく考え方。 日本で確立したのは1990年代らしい、遠い未来だね。 参考 https://morita-jikei.jp/therapy/hospitalization/ https://morita-jikei.jp/morita_therapy/ https://psych.or.jp/publication/world087/pw04/

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