タグ： 麺麭生地家

狂気の峰へ HO1A　【孤高の人】 君は登山家だ。それ以上でもそれ以下でもない。 君が山の頂を目指すのは、そこに山があるからだ。 前人未到の世界最高峰、君がそこを目指さない理由がない。 【ミッション：山頂に立つ】 ｶﾐﾈ ｼｮｳｺ 神峰 昇子 20歳　女性 登山家 山に登ること、その頂に立つこと。己にとっての未知を極限まで削ることが生きがいの女性。 幼い頃から家族とともに山を登り、その魅力に恐ろしいまでに取り憑かれていく。 山に登るために生まれ、のぼるために生き、そして己も虹の破片の一部になって人生を全うしたいと思っている。 あまりにも俗世への興味が薄いこと、周囲の人間関係に馴染めずひたすら自然と向き合うこと、ある種己の世界に閉じこもる彼女は変人であるし、友人もほとんどいない。 人間への興味が薄いともいう。 地上のほとんどが人により踏み明かされたこの現代には、もはや未知など無いように思えた。 それでも己の目で全てを確かめたい。山というあらゆる美女の素顔を明かしたい。 何度でも、何度でも挑んで、命を削りたいのだ。燃えたいのだ。そして尽きたいのだ。 そうやって生きるとき、この上ない幸福を感じる。 今回、狂気山脈の発見により、その一つ分世界は広がった。 本物の”未知”。あまりに凶暴な山嶺。惹かれないはずがなかった。 ここで死んでも構わない。とにかくその頂を目指して、無我夢中で登りたいと思った。 そこに立ちたいと思ったのだ。 *倉森奈々について どこまでもついてくる記者の女性。 今回のアタックよりも以前から付き合いがあり、初めはつきまとってくる変人だなと思って軽く相手にする程度だった。 本当にどこへでもついてくるその根性と己への執着心に、自分が山に魅入られるものと近しい気配を感じ、今では心強い友人だと密かに思っている。 その為、自分が登ると何処かから聞きつけた彼女が今回の第二次登山隊メンバーとして現れることは予想通りであったし、どこかそれを望んでいたとも言える。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ