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とあるショッピングモールで起きた伊庭宗一による大量殺戮事件の数少ない生存者。特に被害が甚大だった建物では唯一の救助された者であり、その際の犠牲者たちの悔恨無念が焼き付いた怒りによってオーヴァードとして覚醒した。 事件が起きた6歳までの記憶は吹っ飛んでいる。気がついたらUGN管轄の訓練施設でチルドレンとして毎日を送っていた。教官は怖いし周りも目が死んでるし(オーヴァードとしては)これといった才能もない(と思っている)ため空回りする毎日でもあるが、諦めの悪さだけはピカイチなのでエフェクトも習得するまでひたすらくらいつくなどで周囲から一定の評価は得ていた。 事件に関しては断片的に｢景色と感情が焼き付いている｣状態だったため、意識がはっきりして以降すぐに自分で調べ始める。あまりに執念深く当然止めても聞かないためその事件に関してはデータの閲覧を許可されている。 伊庭宗一を事件の犠牲者たちの仇として認識し、その復讐を人生の目標として掲げている。が、本人の人柄は明るく屈託のない人懐っこい犬のような性格。まだ子供だった自分を助けようとして死んでいった人だけでなく運悪くそこに居合わせてしまっただけで犠牲になった人たちの分まで。その恨みを晴らすだけでなく、さらにその人たちが生きるべきだった未来と幸せを手にするために最終的にはひ孫100人に看取られて大往生することが目標と公言している。大変前向きな復讐ごころ。 事件によって母親を失う。存命の父は優しいが売れない小説家で頼りなく、オーヴァードに覚醒していたこともあってT市支部のUGNチルドレンとして育つ。訓練漬けの毎日の中、日常を守るために非日常の中で生きて死ぬ覚悟を求められるがもとより復讐のために生きるつもりだったので明るいまますんなりと受け入れ、さらに学校生活への憧れも持つ程度の余裕がある。育てた人が凄かったのかな、真っ直ぐに育った。殺意もまっすぐ。 学校への潜入任務が特に好き。が、チルドレンとして褒められるのも好きなのでエンジョイしながらやるべき事はきっちりとこなす。父親のことも好き。ただ、父の小説は方向性の違いから眠くなるためあまり興味が無い。事件前だけでなく事件後しばらくの記憶もないため、父親から聞くのみではあるが自分を守ってくれた母親のことも好き。 父親や任務で潜入した学校で作った一部の友達と文通を続けるなど、非日常なりに日常との繋がりを楽しんでいる。明るく元気(ちょっと殺意)に生きてるせいか訓練施設のチルドレンの中では浮きがちだった。浮いてるのに程よく楽しそうにしてるので軋轢があったりなかったりしなかったりしたりする(んじゃないですかね。知らんけど) スタンスとしては悪いやつ絶対許さないウーマン。伊庭宗一だけでなく、非日常を知らない一般人を巻き込んで事件を起こす(特に死者が出る場合)ことが基本的な判断基準。巻き込まれて犠牲になった人の分まで仇をとる。具体的には主犯のジャームに風穴あける。捕まえるとか法的な制裁とか罰するではなく、あくまで怨嗟に基づいた｢復讐｣をする。なのでコードネームは｢アレークト｣。 ▽今まで経験した卓 ｢くらんぶるでいず｣ ボスさんは悪い人判定に引っかかったため、｢なんでジャームになったのか、友達になりたかった｣とキレつつ無事序盤で巻き込まれた人たちの仇をとった。 ※なお 公開データ上では事件は10年前に起きたとされているが、実際に起きたのは14年前。伊庭宗一による大量殺戮事件ではなく、母親がジャームとして暴走したことが原因。ロイス喪失によるジャーム化を防ぐため情報は厳しく統制されカバーストーリーが複数重ねられている。 【　Eロイス《愚者の契約》　】 使用者：怨念の集合体 対象：東雲亜梨花 　かつて《月黄泉ノ尊》と呼ばれていた、古代より続く怨念の集合体。 　その身に受け入れた場合、常に自身を苛む負の感情、怨念の声が聞こえるようになる。 　ただし、それを利用することで強い力を引き出すことが可能。 　しかし、日常とは程遠い血塗れの力であるがゆえに、表に出すのは慎重な判断が迫られる。 　さらに封じ込められているとはいえ、以前として衝動に訴えかけるような呪いは健在。 　故に暴走しようものならば──。 ①基本侵食率に「+3」されます。 ②以下のエフェクトを経験点枠以外で取得します 【エフェクト《怨恨の鎖》】 最大レベル：1 タイミング：オートアクション 技能：- 難易度：自動成功 対象：単体 射程：至近 侵食値：1～10 制限：Eロイス（※1） このエフェクトは1シナリオに1度のみ使用可能。 侵食率によるボーナス、エフェクトによる使用回数増加を受けない。 自分が何らかの判定を行ったあとに宣言できる。「1～10」までの数値を宣言し、その数値分を追加できる。 その後、宣言した数値分自身の侵食率を上昇させる。 ※1ただしこのエフェクトはEロイスによって取得したものであることには十分に留意すること。

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