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≪振り直し≫STR１回・APP2回 ≪ベース≫自衛官 ≪一人称≫普段:僕/仕事中:私 ≪追記≫英語の初期値1で作ってます。 社竹はやや口うるさい両親のもとに生まれた中流家庭出身の男である。 地元の小・中・高を卒業後、防衛大学校へ進みそこそこの好成績で卒業。 防衛大学校の誇り高き仲間たちを見て「この国を守る者は他にもいる。自分は自分だけの主を探そう」と己の生き方を定める。 その後ボディーガードとして様々な富豪の護衛任務をこなしてきたが、護衛対象を含む富豪層の暗部を見過ぎて仕事へのモチベーションを失う。 ボディーガードの仕事をやめた後は、普通のサラリーマンとして再出発するも、普通の会社員としての事務作業経験が乏しい社竹は企業に馴染めず、世襲で地位を得た油性ハゲ社長から毎日罵倒されることになる。 それでも根気強く仕事に取り組んだが、自分の優秀な身体技能を生かす場もなく毎日無能と罵られる日々に心を病み自主退職。 人間不信からニートと化した後は、これまでの友人たちとは徐々に疎遠になり、暫くネットで全世界の社畜たちとチャットを介して傷をなめ合う日々を続けていた。 その際に年下のアメリカ人とネット上で知り合い、お互いの境遇に共に涙し友人となる。 その友人が縁あってホワイト企業に就職したことをきっかけに、社竹ももう一度世間に向き合おうと決めた。 『今までの俺が不運だったのか、それとも、今の俺が幸運なのか。分からないけど、やさしい人もこの世界にいたよ』 「そうだろうか。どこかには、こんな僕にもやさしくしてくれる人がいるだろうか」 『いるさ、きっと。俺にだっていたんだから』 恐怖に震えながらようやく就職面接に向かった先で出会ったのは、若くして会社を引っ張る一人の女性。 彼女は社竹の特殊な経歴を評価し、『社員兼ボディガード』としての雇用を提案した。 普段は通常の社員として振舞ってもらうが、有事の際はボディガードとしてか弱い自分を守るようにと。 社竹はその条件で雇用契約を結び、彼女の会社員かつボディガードとして働くことになる。 彼女と共に海外へ飛び、仕事を教わり、苦手な事務作業も徐々に克服し実力を認められるようになった。 やがて社竹はかつての自信を取り戻すに至り、ようやく本来の自分を取り戻したのである。 「僕は彼女に出会って自分の人生を取り戻したんだ。ようやく夢がかなうよ。僕は生涯、あの人を守ろうと思う」 『そうか。よかったね、Snow。君にも素晴らしい出会いがあったんだな』 「ああ、今度社長とアメリカへ行くんだ。休憩時間に君にも会えたら嬉しいよ」 『いいよ。会って話そう。俺が社長と出会ったパブに連れていくよ』

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