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EDU+2、年齢+20 本名　ドナルド=オズワルド ブルゴーニュ家へ養子として引き取られ改名 元アメリカ中央情報局特殊工作員。中でも現場の判断で超法規的措置を許された秘密部隊に所属していた。 ある日一人の少女がソ連に対して情報を横流しにしているという情報を得たドナルドは、少女を監視しその証拠を突き止めた。 超法規的措置を認められたドナルドは、逆に言えば証拠を掴んだ時点で射殺しなければならない。 彼は引き金を引く。しかし、少女は脅されて行っていた行為であったと後に発覚。 それを作戦本部に報告、すると本部は当然のような対応で「お疲れ様」と返してきた。 彼はこの時、安堵よりも恐怖を覚えた。 何人もの人間を葬ってきた彼が初めて覚えた罪悪感に対して、自分を罰するものは何もないのだ。 そして彼の恐怖はさらに続く、数日経つとその日に覚えた胸が焼けるほどの罪悪感は毛ほども感じられなくなっていた。 人間は感情によってストレスを感じれば感じるほど防衛本能が働き、その感情を麻痺させる。 彼も例外ではない。 しかしそれが恐怖となり、彼を追い詰めて行った。 ある日、作戦を終えた彼がヘリで帰還する途中、突然の乱気流に見舞われ、ヘリはドーバー海峡へ墜落。 ロンドン郊外まで泳げば仲間がいる。 しかし彼は逆方向のフランス領ダンケルクを目指した。 優秀な彼にとって考えにくいが、必死に泳いで方角がわからなかったのかもしれない。 深層心理がそうさせたのかもしれない。 どちらにせよ彼は事態を報告する義務があるはずだ。 結果的に彼は報告をしなかった。 フランス領パリを目指し宛もなく歩いた。 なぜそうしたのかは彼にもわからない。 墜落事故のショックで気が動転していたとも考えられたがパリの町並みを歩く少女を見て彼は確信した。 無意識に覚えた殺意、トラウマが疲弊した思考回路をあらぬ方向へと暴走させる 近くにあるもので武器を作り、どうやればあの子を殺せるか そんな彼に一人の初老の男が声をかけ、我に返った。 男がメイドから受け取った鏡を見せた なんて表情をしているのだ。悍ましい鬼がそこには映っていた。 彼は、彼自身の凶悪さと向き合えていなかった。 男は彼に何も聞かずに寝床と仕事を与えた。 兵役時に培った技術は、今は錆びついており、当時の技術のほとんどは失われている。 今では多少ぎこちなくはあるが、執事としての雑務をこなしている。 銃や刃物の鉄の匂いは彼の心を落ち着かせる。 常に殺害目標を探さなければならないような強迫観念に駆られる彼にとっては、 心のバランスを保ってくれるような物である。 冷戦状態の当時は揉め事が多く、双発式のダブルデリンジャーをいつも袖に隠してある。 シナリオ：汝の名は　生還 中央情報局に存在を知られないためと、戦闘で思い出した自分自身の凶暴さと向き合うため、山奥で自給自足の生活をする。個人情報は抹消されており、記録上は死亡したことになっている。

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