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一課で班長を務める刑事。 32歳と若くして班を任されたことに加え、そのメンバーも若手が多いこともあり、任された当初はやっかみに耐えられず退職する部下や引き抜かれていったものがいた。それ以降、他の刑事に舐められないように常に険しい表情を貼り付けている。 とはいえ、元々表情は豊かな方なので、部下や友人の前では取り繕った表情が崩れほどほどに笑う。 現在は多少なりを潜めてはいるものの、昔から頭に血が上りやすくキレやすい為、周りにいる人間は限られている。何彼構わず怒るわけではなく、自分なりの正義感に則ってであることが多く、古くからの友人からはその性格を馬鹿正直と称される。 本人曰く「ちょっと」地図が読めないので、車に乗る際は助手席以外か運転席に座る場合はナビ係が必須。 「お前はお前の仕事をしろ。そうしとけば取り敢えずは何とだって対等なんだからな」 特徴表：「方向音痴(D)」＜ナビゲート＞の基本成功率が1%となる。加えて、経験ロールで成長することができない。（興味P+30） 以下、プルガトリウムの夜 HO1内容あり 移動や引き抜き、退職で辟易していた頃に出来た部下が桃下・韮澤の二人。配属されてすぐは、今度こそ自分の部下を守ろうと終始気を張り続けていたが、限界を迎える寸前で察した桃下に支えられ、韮澤の明るさにほぐされた。 ようやく班内も安定し、ベテランからの視線も変わりつつあった一年前に韮澤の事件が発生する。その日のことはいくら忘れたいと願っても忘れることは出来ず、酒の量だけが増えている。 意地でも仕事には影響を出さないようにしてはいるものの、そういった弱り切った部分を晒せる相手もおらず、一年前のあの日から着実に限界に近付いている。 「誰の命も平等だと言えるのが警察官が持つべき正しい正義感であるはずだ。けど俺は、あの日殺した部下の命が、どんな犯罪者のものよりも失われるべきものではないと思ってしまった。自分が奪った命が何よりも失われてはいけないものだと思えてしまった。俺は俺を罰するためにあいつの命を使っていると言う事実が何より気持ち悪い。何よりもクソッタレなのは俺だ、そう思うことすら気分が悪くなる」 フレーバー：18仙人草（せんにんそう）「安全」「無事」 仲間に愛を、敵には毒を。貴方は皆の城壁となるだろう。全てを守るために、自分さえも守りきる強固さが貴方にはある。

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