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※最終更新:2023/6/17 ※鰯と柊/HO鰯　ネタバレ有 ``` 「あっあっ………それ僕がやっちゃいました…すみません、すみません、あ、あ、わざとじゃないです……」 「お、お金……！！！！！！大好き……大好きですよお…………。はぁ……。」 「ぼくを救ってくれたカミサマに祈ろう。」 「祈りましょう。きっとあなたのためになります。」 ``` 名前:水魚吞 交(みずうの かわす) 性別:男性 年齢:23歳 誕生日:12/25 身長:155cm 体重:43kg 職業→聖職者 職業技能:聞き耳、経理、心理学、説得、図書館、他の言語、歴史+個人的あるいはその時代に特色的な技能 他の言語、歴史→目星・信用(推奨技能)に変更。 シナリオや秘匿内容的に、拝掌教は新興宗教であり、今回のPCにとって取得する必要性が低いと考えたため。 個人的→値切り ➸通過済シナリオ ➸過去 信じるとは何でしょうか。 相手を信じる。国を信じる。世界を信じる。友人を信じる。家族を信じる。悪人を、善人を、為政者を、偽善者を、或いは神を信じる。 ぼくは考えます。幼い頃から両親はぼくに無関心でした。彼らは自らを信じ、ぼくを信じていなかったに違いないのです。 きっとこの子は体も心もうまく育ちません。この子の将来に期待しても何の意味も成さないですよ。 ただ、死なれたら手続きとか面倒だから、死なない程度には生かしておきましょう、みたいな。 食事も数日に一回でした。幼少期の大事な時期に必要な栄養を摂れなかったせいで大きく育たなかったから、少しだけその信じない感情は期待通り現実のものになりました。よかったですね。 そして放置された分、随分と狭量な人間が育ちました。そう、それはぼくです。ぼくは矮小な人間です。背が低いです。うまく笑えません。 何より、この世のほとんどの物を信用できなくなりました。 だって、どうして信じることができるのでしょうか。他人など理解のできない思考回路を押し付け、ぼくに迷惑をかけてきます。ぼくの生活を窮屈にします。ぼくを脅かしてくるのです。そんな人、ぼくの人生に不要なのです。 だから願いました。何も仕事をしない神様に、祈ってみました。 そうそう、昔の話です。ぼくは頭のいい子供なので、そのとき、理解していた筈でした。これは、飢餓状態に陥り思考が安定しない愚かな負け犬の気の迷いで、苦痛からただ逃げたいだけに過ぎないと。でもそうやって祈っていたら、強い空腹状態から解放されて、一生飢餓に苦しまずにすむんじゃないかって。死ねるんじゃないかって、思いました。 だから祈り続けました。 そしたらある日、彼らは死体になって見つかりました。偶然でしょうか。ぼくは偶然だと思っていました。だって、ぼくを救ってくれる神様なんていませんから。ぼくは神様が誰かを救うだなんて、信じてませんから。 祈りました。愚かな自分と働かない神様を鼻で笑ってやりながら、です。 孤児院に預けられていたら、あるとき家室みさきに出会いました。彼はぼくと似たような境遇のようでした。 言ってあげました。「ぼくを救ってくれたカミサマに祈ろう。」 彼を救いたい？そんなつもりはありません。ぼくのための神様なんて信じないので、このまま何も起きず、彼は自宅へ返され、ぼくのような人間のために神様が働いてくれないことが証明される。 Q.E.D. 現実は違いました。消えました。彼の両親は消えました。 ぼくはびっくりしました。言葉が出ませんでした。 神様の力を信じた、わけではないです。死亡ではなく、行方不明という事実に驚愕したのです。 ほんとうに神が存在するなら、なぜ、両親を行方不明にしなかったんだろう。 些末な疑問かもしれませんが、何故彼らに死が与えられたのか分かりません。やっぱり偶然なのでしょうか？ …何はともあれ、ぼくのために働く神様とやらはぼくの空想ではないという可能性が出ました。事実は小説より奇なり、とはこのことでしょうか。 始めの一回だけならともかく、その後もお祈りのマネゴトをしてやると、見知らぬ誰かは消えていきます。 そうしていつの間にかぼくの周りは賑わっていました。新興宗教発足です。おめでとうございます。 誰がこんな怪しげな新興宗教に加入するのでしょうか。しかもぼく、神の子ですか。そうですか。 ちょっと悩みましたが別にいいやと思いました。神様も両親もぼくのために働きません。似たようなものです。 そんなことはどうでもいいです。教祖が自分の親である神の力を信じていないとか皆さんにとっちゃ知ったこっちゃない話でしょう？ぼくもそうです。 ぼくは大事なものがあります。ひとつはお金です。教祖として担ぎだされましたがぼくはぼくのお仕事をします。お金を集めることです。 お金はどんな物事や万物より信じることができます。お金大好きです。 どんな有機物よりも愛しています。おかねとなら結婚します。今日もコインにキスをして、お札を一枚一枚丁寧に数えて、大事に保管します。 働かざるもの食うべからず。素晴らしき言葉です。 ふたつめに拝掌教です。ここは随分と居心地よく育ってくれました。祈りをすれば寄付金が入ります。信者からひっそりお布施をもらうことができます。 懐があったかいです。お金が大事？いえ、お金が入ってくる環境が大事なのです。なくなったら？ぼくは生きていけませんね。 お仕事してくれない神様に祈ることにあまり期待はしていません。そのときのことは……あまり考えたくないです。 みっつめに信者たち。とくにみさきです。始めは捨て駒くらいにしか思っていませんでしたが、結構役に立ってくれました。みさきは、どうやらぼくと同じ力を得たようです。これでぼくが引退して彼にすべて任せて隠居生活送れます。喜ばしいことです。彼はぼくの愛する大切な信者です。彼の存在は愛おしいです。 コインと同じように額にキスしたくなります。可愛くて愛おしいので金庫に入れて保管したいです。 お金も拝掌教もみさきもぼくにとって価値があります。 相手を信じる。国を信じる。世界を信じる。友人を信じる。家族を信じる。悪人を、善人を、為政者を、偽善者を、或いは己を信じる。 ぼくはぼくを信じます。 だってそれが一番、ぼくのためになるでしょう？ ➸人格 ※好き嫌い、得手不得手、趣味特技、弱点等 基本的にあたふたと忙しなく動く……割に、動きは鈍い。いつもテンパっており、よくドジをする。 常に引きつった笑顔を浮かべている。笑顔を作るのがへたくそなため、笑おうとしてうまく笑えない。話もしょっつうどもってしまう。 基本的にお金の事しか考えていないので、思考を急に思考や行動を切り替えたり同時並行で頭が動かないため、常にあたふたしているのである。 そのため、不器用かつ適当な笑顔を浮かべへらへらすることしかできない。 が、言葉における暴力が必要な場合はそこそこ役に立つ。皮肉めいた言葉も吐いたりする。 好きなものはお金。守銭奴。嫌いなのは金銭感覚が狂っている人等お金を大事に扱わない人間。それ以外はそもそも興味関心がほとんどない。 ひねくれているというか割とクズ。 趣味は貯金。あとひっそり喫煙者。銘柄はショートピース。 煙草は無駄な出費だと考えているので基本は吸わないが、メンタルがやられた日などは深夜1人で煙草を嗜んでいる。 ひっそり自室にへそくりを貯めている。現在20192円。 特技は経理関係に強いこと。水色が好き。好きな食べ物はない。 見た目が幼く童顔のため、よく年確される。 ➸交友関係 ・家室　みさき(かむろ みさき)…彼のことは『自分と同じナニカがあるので』希少価値があると考えているため大切にしたいと考えている。 それ以上の特別な感情はない、と本人は思っているが、実際のところ、無意識にHO2のことは信者の中で無条件に一番大切にしているようだ。 それ以外は分かり次第追記。 ➸願い、希望、望み ・現状の維持 ・お金を得ること ➸疑問、疑念、悩み ・両親の死について ➸イメソン タイトル:ヲズワルド 歌手:flower リンク:https://youtu.be/mVjyVppveGY ※オススメ:https://www.youtube.com/watch?v=9tLAV3jnK54&pp=ygUP44Oy44K644Ov44Or44OJ ➸RP 一人称:ぼく 二人称:あなた ※基本敬語 ※基本は『さん』付け。子供には『ちゃん、くん』付け。 ➸名前の由来 水魚之交 とても仲がよいこと。魚は水がなければ生きていけないように、親しく信頼しあう間柄のこと。非常に親しい友人関係や仲のよい夫婦のこと。また、親密な交際のたとえ。 ➸PLメモ 基本的に信じる、と挙げた上記の3つ以外信じていません。 神については存在そのものを否定はしませんが、肯定もしていません。 ➸ネタバレ(作品名/通過後)

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