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「初めまして！アロマって言います！」 「ネットにあるデータから生まれたレネゲイドビーイングです！」 「一時期はネットで歌を歌ってました！でもUGNの人達に見つかって今は活動中止？休止？中です！」 「あ、でもでも、歌を歌ってないってわけじゃなくって、UGNでお仕事をするときはみんなに歌を届けてます！」 「歌を歌うと、人間も動物もみんな元気になるんです！不思議ですよね、ただ振動を組み合わせているだけなのに」 「なんで歌を歌ってるか…？んー……なんでだろう？よくわかりません！でも、その振動を組み合わせることが、『好き』だからじゃないかなって思います！」 「以上！自己紹介でした！」 見た目は16～18歳くらいの女性 ピンクよりも深い髪色をして、目も髪と同じ色をしている 二つに束ねた巻き髪が特徴 ～～～～～～～～～～～～～～～ ネットのとあるデータから生まれたレネゲイドビーイング。 元は1つの自立型学習プログラムの試作データにレネゲイドウィルスが感染し、意思を持ち始めたもの。 また、同時にDTM機能も備え付けられたものであったため、歌に関しての関心が高く設定されていた。 学習プログラムであるため、『知りたい』という欲求が他のデータとは比較にならないほど強く、ネットワークを自由に行き来できるようになってからはネットにある様々なデータを閲覧、記録していっている。 ある時期、備え付けてあったDTM機能を使い『歌』と呼ばれるものを自ら作り動画投稿サイトへアップロード。 その歌がネットの中で拡散し、ミリオン再生を突破、一躍有名アーティストとなった。 が、UGN所属のエージェントがその動画を閲覧試聴し、違和感を覚えたのをきっかけにアロマは発見される。 UGNが接触を計り、元々知的好奇心が強いアロマは特に拒否するでもなくUGNと接触する。 UGNはアロマの歌が日常の人々への悪影響を及ぼす可能性があることを説明し、作曲と歌唱をやめること、UGNの保護を受けるよう要求した。 アロマは0.5秒悩むもこれを条件付きで承諾した。 その条件は『現実世界で人と同じように動き回れる体が欲しい』というものだった。 UGNはアロマの要求通り、現実世界で動ける機械を用意し、アロマを保護した。 月日は流れ現在。 アロマはいまだ歌手活動に戻ることは出来ていないが、アロマの歌が人に力を与えることが証明され、限定的ながらも歌を歌うことを許されている。 （UGNの活動で他オーヴァードと協力し、対オーヴァード戦となった場合に歌うことが許されている） アロマ自身は自由に歌えないことは不服だったが、限定的でも歌える時間があることに『喜び』を感じており、また実際に人と触れ合うことができる今の現状にある程度満足している。

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