タグ： 偶像は四季に祈る

・わかな みのり ・元演劇部 ・現劇団俳優 ・23歳 ・父親がスウェーデン人、母親は日本とユダヤ人のハーフで、自身はクォーター。本名は若名・アヴィヴ・トールヴァルド・己緑。 ・自身のルーツを馬鹿にされることを嫌う。祖父は少年時代命のビザにより日本にやってきた人。 ・自身のルーツを知るために高校1年生の時にアウシュヴィッツに見学に行ったことがある。その際、夏目薫先生には相談をしていた。 ・ハーフであるということからいじめを受けていた。が、勝気な性格ゆえほとんど気にしていなかった。むしろ、やり返して過剰防衛だと怒られたことがあるほど。本心で気にしていなかったかと言うとそうでは無いが、敵に弱点を見せないよう、勝気なポーズを取っていた。 ・一つ下の妹(若名春己-はるみ)がいる。彼女もハーフであり、さらに己緑の妹だからという名目で小中と己緑より酷いいじめにあい、耐えられずに己緑がドイツに行っている間に自殺した。 ・自分のせいで妹が死んだと負い目を感じており、そこから人に反発するのが怖くなった。 ・芝居が好き。芝居をしている間は嫌いな私じゃない人生を歩めるから。どんな言葉をかけられてもどんな言葉を発してもそれは私じゃない。 ・背が高いので端役では男をすることも多い。そしてそっちの方が好き。現実の自分との乖離が大きいから。 ・自分の軸をしまいこんで自らさえ分からなくなった。だからルーツを追い求めるし、自分を確立するためのものを探す。芝居をしている間は自分じゃない人でいられる＝役をやっている自分は本当の自分では無いという逆説的な確立。

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