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「俺のロックは終わらない」 【パーソナルデータ】 ■好き ロック、ドライブ、BBQ ■嫌い 梅雨 ■得意 どんな時も笑うこと ■苦手 湿っぽい空気 【人物像】 糸目のガタイの良い男。ロックバンド『0.34s』のリーダー。 いつも笑顔でよく笑っている。ゲラ。 普段はキャップの鍔を後ろにして被っているが、演奏の時や真剣モードの時は鍔を前にしてスッと真面目な顔つきになる 機械のように正確すぎるリズムキープからファンの間でドラムサイボーグの愛称で呼ばれる 【小ネタ】 旗田上→霹靂神(はたたがみ)→雷神が由来。 健→建御雷(たけみかづち)が由来。 【特徴表】 信頼のおける人 大酒飲み ​───────以下ロッ殺HO1バレあり​─────── 【エピソード】 ・■HO1 あなたには仲の良かった姉（妹、従姉妹、叔母など、女性の親族ならなんでも構わない）がいた。 彼女もあなた同様にロックが好きで、いつも笑顔を絶やさない明るい女性だった。 しかし、彼女は去年35歳の若さでこの世を去った（死因は任意）。未だにあなたの心の傷は癒えていない。 あなたは、姉（※）が大切にしていた「黒い石のペンダント」を形見として所持している。姉（※）からは、"音響石"というとても珍しい石でできているということを聞いている。闇のように黒いが表面は虹のようにキラリと輝くとても美しい石である。裏には「0801」と文字が彫ってある。 ・4歳差の姉の名前は「ミカ」。ロックが好きで、将来ミュージシャンになる夢をもつ姉の背中を、幼い頃からカッコイイと思い憧憬の眼差しで見ていた。 ・中学時代、ミカに勧められてタケルも少し楽器に触れたことがあったが、レベルの違いを感じ挫折している。それからは姉の夢を応援しようという想いが強まっていった。 ・ミカは高校を卒業すると地元の軽音仲間達とロックバンド『A』(ｱﾝﾍﾟｱ)を結成。タケルは運送会社に就職する。大人になってからも姉弟仲は良く、1ヶ月に1回は外食をしていた。 ・仕事にも慣れてきた22歳の頃。それは奇しくも『A』がメジャーデビューを目前に控えていた時のことだった。ミカが病に倒れる。肺がんだった。すぐの復帰は絶望的と医師に言われたのを、タケルは隣で見ていた。その時もミカは、なんとかなると笑っていた。 ・それから長い闘病生活が始まる。ミカのメンバーは、タケルが思っていたより薄情だった。必死の説得も虚しく、このままミカを待っている訳にはいかないとバンドは解散してしまった。大好きなロックを演奏することができず、日に日に陰りを見せていく姉を見て、タケルは自身が姉の夢を継ぐことを決心する。車椅子を押しながら、笑顔で告げた。 ・「メジャーデビューをして、ロックでたくさんの人を笑顔にしたい」。その夢を継いだタケルは、仕事を辞め、1度諦めたミュージシャンの道を歩み始める。ミカの使っていた教本を引っ張り出してドラムを猛練習し、25歳の頃にロックバンド『OUT OF BLUE』(ｱｳﾄｵﾌﾞﾌﾞﾙｰ)にドラマーとして参入した。 ・それから3年後の28歳の頃、ついにメジャーデビューの目処が立つが、デビュー後の方向性でメンバーが揉め、解散に追いやられてしまう。もっと自分がメンバー全体のことを考えていればこんなことにはならなかった、このままでは姉との約束が果たせないと失意に沈みかける。そんな時に「HO3」と出会い、一緒にバンドをやらないかと誘われる。「ザ・ウィンドフォールズみたいな、みんなに愛されるロックバンドになりたい！」と語った彼女の笑顔が姉と重なり、この子とならもう一度と思い快諾する。 ・そして「HO2」と「HO4」も加入し、ロックバンド『0.34s』(ﾎﾟｲﾝﾄｽﾘｰﾌｫｰｾｶﾝﾄﾞ)を結成。メジャーデビューを目指し、活動を続ける。 ・しかし去年、メジャーデビューの報告をする前にミカが亡くなる。医師は、本来ならもっと早くに亡くなっていてもおかしくなかった、闘病生活を支え続けた弟さんの頑張りのおかげだと言っていた。1年経っても傷は癒えていないが、今日もずっと笑顔でいる。 ・現バンドメンバーには姉関係のことは一切話していない。姉が亡くなった今、尚更話すことでもないと思っている。

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