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「お願いだから…私にあなたを殺させないで」 「私に、誰かを守る力はない。ならば、命を奪わせる前に斬ればいい」 鬼狩りの一族 かつて鬼の血を浴びた一族の末裔である間を監視する役目にある。 彼が鬼となった場合は斬り殺すことが使命であるが、自分の中で大切な存在になってしまった彼を果たして殺すことができるのか、自分でも分からないでいる。 彼の監視のために登下校を共にしている。 そして彼の監視のために同じ部活に所属している(マネージャー)。 間に対しては、一族が実際に鬼狩りを続けていること、自分の手が既に血に塗れていることを隠している。 一族に伝わる鬼切の刀の適合者。故に若くして家の当主となっている。 一族は、実質的に目的を同じくするUGNとは協力関係にあり、彼女も幼少期からチルドレン達と訓練を共にしていた。 UGNに保管されていた遺産(真っ白なスカーフ状の布、白い獣よ意匠が銀糸で刺繍されている)にも適合している。 この遺産は真空を操る力を与えるとともに、衝動に飲まれ、鬼と化すもののレネゲイドを狂わせて自滅させる性質がある。これを使いこなすために精神面での修行を重視している。しかし、ウロボロスシンドロームの能力を開放するとどうしても衝動に飲まれてしまうため、本気を出すたび死にかける。 一方、あえて衝動を開放し自滅を図ることで、死の間際の極限状態、精神と身体が能力を最大限に開放できる状況を活用した奥義を開発している。 一族の悲願である悪鬼の滅殺を間十八と共に成し遂げる。 だが、その代償として、彼女はもう日常に戻ってくることはなく。十八と共に夜の闇へと消えていった。 彼らの行方は、誰も知らない。

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