タグ： 茶塗犬

勉強が少しだけ得意で、誰かの恋バナが好きで、帰りにみんなと寄り道して食べるアイスが好きなどこにでもいる普通の女子高生。 よく笑い、よく泣き、よく怒る、感情豊かな女の子。少し強がるところがある。 ちょっぴり水が怖い。でも強がって平気な素振りをする。 歌うことが好きで将来歌手になりたいと思っている。 特に仲の良い3人の友人がおり、その友人と過ごす時間を何より大切に思っている。 通話シナリオ 夏は死ぬのが怖い 以下、彼女の経緯。 通過シナリオネタバレあり 赤ん坊の頃、母親が一瞬気を抜いた時に腕から取り落とされ下半身を強打、重い麻痺が残り歩くのは困難だと言われた。 父親と母親はこの件で主に詩枝関連のことで互いへの不満が爆発、詩枝が小学5年生になった頃合に離婚した。随分と保った方だと思える。 話し合いの末親戚へ預けられることとなり、八十町へと越してきた。 親戚も詩枝に対しどう接したら良いか分からなかったのか最低限の関わりしか持たれず、転校先の小学校でも腫れ物扱いをされていた。 そんな中、同じクラスであった瀬々良木 淋が話しかけてくる。授業の話や給食の話など、そんな誰とでも出来る普通の話題を投げかけ、腫れ物扱いの詩枝をみんなと同じクラスメイトとして接してくれた。 それから徐々に他のクラスメイトも話しかけてくるようになり、詩枝は段々と溶け込んで行った。 中学に上がった頃、詩枝を疎ましく思っていた面々と同じ学校、同じクラスになってしまいイジメを受ける。 淋とはクラスが別であったため助けを求めることも出来ず暗く沈んだ日々を過ごしていた。 ある夏の日、プール授業で別クラスと合同授業だった。 授業が終わり皆が更衣室へ向かう、教師もその場を離れ人が少なくなった時、ずっと見学をしていた詩枝をイジメグループがプールへと突き落とした。 足が動かず息もできず、プールの底へと沈んでいく。 意識を失いかけた時、誰かに強く引っ張られ水面へと浮かんでいく感覚があった。 朦朧とした視界の中見えたのは大好きな友人の顔、詩枝を気にかけ戻ってきてくれた淋の顔だった。 その後意識を失ってしまうが、騒ぎを聞き付けた教師が救急車を呼びそのまま搬送、イジメグループは酷く叱られ出席停止となった。 それからは淋がよくクラスへやって来てくれるようになり、イジメは沈静化していく。2年に上がるとまた淋と同じクラスになる。 詩枝にとって淋は大好きな友人で、命の恩人で、イジメから救ってくれたヒーローだった。 淋と同じ高校へ行きたいからと勉強もリハビリも今まで以上に頑張るようになり、ずっと動かなかった足は今では少しの距離であるなら杖を使って歩ける程度まで回復した、それを奇跡だと主治医は言う。 みんなと仲良く出来るのも、歩けるようになったのも、淋がいてくれたから。 大好きな淋、ずっと一緒にいられるとは思っていないけれど、いつか淋に恩返しがしたいと思っている。 けれどそれはもう叶うことの無い願いとなってしまった。 今日日さんPC：葉加瀬 奏良→親戚、イジメ騒動が終わってからやたら声をかけてくるようになった。今まで何もしてくれなかったくせにって思いもあったがバカな行動を見てるうちに許してしまった。 クロタさんPC：雨里 透→奏良と仲良い男子、ナルシストなとこがあるのでなんだコイツって思ってる。なんだかんだいい子っぽいなーとも思ってる。 2人揃って顔だけはいいのに行動が残念だなー……という感情。

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