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〇特徴表 3-9　スポーツ万能 3-10 　強固な意思 〇職業 ネット犯罪者（クトゥルフ2015 p12)を参照に作成。 個人的な関心の技能→オカルト、医学 特記:CON-1 〇犯罪歴 知られている犯罪歴はハッキング行為、また義賊のような強盗行為。 富裕層の家宅や銀行に侵入し、それを貧民街にバラまくといったような行為を繰り返していた。わざわざ足がつくようにやっている。 〇人物 一人称/俺　二人称/～さん、呼び捨て、あんた　 生意気な若造といった印象の青年。その印象と違いなく、相手がどのような立場にあれど舐めた口をきく。 その実は母親を殺したという歴を持つ人間。何故殺したのか、それは端的に言えば自身の思考が宗教によって蒙昧になることを恐れたからである。幼いころは、自身が才能を与えられ、帰る場所もある恵まれた人間だと気づくことが出来なかった。聡明であったが故に極端に理性的であり、宗教という根拠のないものに傾倒する母親を嘲っていた。しかし親が子に与える影響というものは大きいもので、母親と過ごすことで自身の思考が徐々に曇っていくのでは無いかと恐れを抱いた。それ故に彼女を殺害したのである。しかし、極端に理性的であったが為に感情面の予測については乏しく、母を殺害してもう取り返しのつかなくなったときにただ寂しい、と感じた。死ぬ間際まで変わらなかった母の姿が頭にこびりついて離れなかった。やがて双子の兄もなくなり、本当に天涯孤独となってしまったことで寂しいという感情と母の最期の瞬間を反芻する回数が増えた。自分のやったことは取り返しのつかない悪事なのだと理解してから、母に罰してほしいと思った。しかしその母はもういないため、母が遺した子供である彼に出会ったとき、この人に罰してほしいと願ったのだ。 ここ数年は寂しさをうめるように本を読み、罰して貰うために、つまり捕まるために様々な犯罪を起こしていた。その犯罪が、本質的に誰かを傷つけるものでないようにと思いながら犯行内容を選んでいた。 HO3(アリスさん）対しても他の人と変わらぬ態度を取る。それは一重に彼に自分に対して犯罪者であるという以上の感情を抱いて欲しくないためである。本心では彼に対して生きていてくれてよかったと、信仰とも敬愛ともいえるような感情を抱いている。 「かわいー顔しちゃって。ガキにからかわれるのはお嫌い？」 「俺の犯行から勝手にストーリー作って、発表会でもするつもり？人生って伏線をちゃんと回収して、点と点が最後にちゃんとつながれるようにできた物語なんかじゃないでしょ？無駄だよ、そんなもの」 「あんたが優秀な捜査官なら、ただその務めを果たせばいい。悪い奴をこらしめて、晴れて正義の代行者様ってわけだ」 「……人間って理屈だけじゃないことくらい、あんたの歳ならもうわかるでしょ」

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