タグ： 羊PC かいぶつたちとマホラカルト

高等検察庁に勤める検察事務官。長身だが全く筋力が無く、非常に痩せ型。表情も基本的に穏やかで柔和な笑みを絶やさず、語気を強めるようなことも無いため、三つ編みにした黒髪と体型、一人称の「僕」も相まって気が弱そうに見える。一見すると情けない印象を与える男性。ただ、顔はまあまあ良いので、女性職員にはそこそこ人気がある模様。 仕事は丁寧で確実。残業はしない主義。勤続年数はそれなりだが出世欲に乏しく、いずれは検事になろうという気概も無いため、万年ヒラ事務員をしている。 後ろ盾も特に無く、その気になればいくらでも排除が可能と思われているため、警察関係者や政治関係者の起訴を取り下げ、あるいは書類の改竄などの汚職行為を強要されている。それらに関しても淡々と隠蔽して完璧にこなしており、後ろ暗い権力者の間では「使える男」と思われているらしい。 検察事務官をしている裏では、一言でいうと女衒業をしている(職業ベース：犯罪者)。裏での名前も「女衒 狼(ぜげん ろう)」というあからさまな偽名。普段簡易的な染髪剤で黒に染めている若白髪を晒し、琥珀色の目を隠すカラコンも外し、表の顔の時とは違う異様にハイな笑顔を絶やさない、言い回しに品の無い喧しい男。こちらの顔の時の一人称は「私」。 家出少女やパパ活をする若い女性などを自ら食い漁り、その後彼女らの適性を見て仲介料を取って「客」に引き合わせる、人力マッチングアプリめいたことをしている。要はデリヘル経営者に近いが、当然開業届けなど出していない違法経営である。ちなみにマッチングさせた後の行動は7割関与しない。ただのデート()で済むかもしれないが、海外に売られていたり、薬漬けにされてお風呂に沈められていたり、バラされていたりしているかもしれない。関与する3割は適性のある使い回しが利く商品の認識。女だけでなく男も扱うし、何なら自分もウリ買いどっちもやる。ソッチ系のお薬にも詳しい。セックスと金が三度の飯より好き。 やってる事が事なので、複数の反社会的団体や暴力団に顧客を作り、それぞれに強い繋ぎを作って中立の立場を上手いこと守っている。また、顧客の中には警察関係者や政治関係者等も多く、表の顔で得た弱みと裏の顔で得た弱みの両方で彼らを適宜脅しては、情報や金銭をせしめている。 琥珀にとって【組織】は完全にサークル活動感覚、趣味の領域の活動である。【組織】のことを社会不適合者クラブと呼び、自分を含めたメンバーを「ママのお腹発豚箱経由地獄行き確定チケット持ち」として嘲笑している。 ただ、【組織】結成の主軸となった者としてメンバーへの仲間意識を強く持ってはいる。その一環として【組織】のメンバーで所属の証明としてお揃いのタトゥーを入れるよう決めており、本人も項に入れたそれを存外気に入っていたりする。 息をするように軽率に品の無い話を吹っかけるものの、根本的にメンバーをそういう目では見ていない。彼にしては珍しく肉体関係を持たないまま関係を維持している相手であり、万が一投げつけた性的な誘いにOKを貰った日には死ぬほどキョドる。ナンカ、チョット、チガウ。 特徴表 35【銃火器の達人】 銃火器とは何かの縁があり、普段から慣れ親しんでいる。火器技能5つ(【拳銃】【サブマシンガン】【ショットガン】【マシンガン】【ライフル】)の基本成功率は50％である。 ↓ 客の中に反社会的組織などに武器を流す組織の者が居り、彼から護身を兼ねて銃の扱いを教わった。自分が非力であることを自覚しているため、引き金一つで簡単に人を殺せる銃火器をぶっ放すのが楽しく、気付いたら護身の範疇を超える火器も習いまくっていた。ただ、才能は無かったらしく、そこまで技量は伸びなかった。 ※【犯罪者】の職業技能に【拳銃】が含まれますが、特徴表の関係で銃火器の素の成功率が50％になっているため、職業ポイントを振っていません 技能補足 【芸術(絵画鑑定)】 元々金になるならと盗品の絵画などを売っ払うことはしていたが、最近少し見る目が養われてきている。 ステータス補足 加齢ルールにつきEDU+1 後遺症 【姑獲鳥の血印】(解消済み) リリスにキスされた場所には印が残されている。睡眠時、5％の確率でリリスに精液を盗みとられる。1D3ヶ月(※2ヶ月)の間 通過シナリオ ・かいぶつたちとマホラカルト ・姑獲鳥の形代(KPレス) ・D&F and RUN ・ご注文は私でしょ！？(KPC) ・508-高架下トンネル(KPレス) ・豪華客船の上で暴れ回るティラノサウルス ・思慕のメディウム かいぶつたちとマホラカルト：公開HO【HO1】 【狼】組織の創設時からいる。あなたは狡猾である。 豪華客船の上で暴れ回るティラノサウルス：公開HO【HO3】 【幸運な乗船者】貴方は友人からチケットを貰った幸運な人間だが、実は別の目的がある。 以下秘匿HO等ネタバレの設定 かいぶつたちとマホラカルト【秘匿HO】HO狼： あなたは警察上層部へのコネ或いは弱みを握っている。そのため自由探索時、もとい特定のシーンにおいてある程度警察の援助を得ることができる。 また、事を荒立てず隠れて行動するのが上手い。【忍び歩き】【隠れる】に+20の補正が入る。 その分表立った争いは苦手だ。【回避】を除いた【戦闘技能】の上限値は50になる。 特殊技能 【騙し討ち】 戦闘ラウンド時、一人でも組織の仲間が参戦している場合宣言できる。例え敵の目の前であっても仲間が作った隙を縫い、回避・受け流し不能の攻撃を行える。 自分のターン時【忍び歩き】or【隠れる】を行い、成功すれば任意の【戦闘技能】を2倍の数字でロール出来る。 拳銃などの1ラウンドに複数回攻撃を行える技能の場合、最初の一発のみ適用される。 ↓ 今から15年前の22歳の時、18の頃から出入りしていた裏社会で風俗関係の裏の顔を持つことに決め、本格的な活動を始めてすぐに後の【悪魔】こと天津に出会う。最初は客と業者の関係だったが、何度かやりとりを経た後に、犯罪計画を持ち掛けられるようになる。 恐らく年若い自分をいい様に使おうという魂胆なのだろうなというのは察していたが、まあ金は欲しいなと軽い気持ちで承諾。琥珀自身の元々の要領の良さと天津の経験や勘で問題無くいくつかの盗みや詐欺を成功させる内に、友情のようなものが芽生える。元々それなりに気の良い男であり、懐に入れた相手には何だかんだと甘くなる天津が、育ちの関係で色々と拗れたところのある琥珀に徐々に生意気で面倒な弟めいた態度を取られるようになるのを許容したことで、相棒であり義兄弟であり友人であるといった関係になった。 琥珀としては人生で初めて素の顔で肉体関係を持たずに好感を持った相手であり、自分で思っているよりもかなり彼に対して甘えている部分がある。トラブルの際に「テメェとは二度と組まないからな！！」と怒鳴り散らす割に、翌日には「天津ゥ！昨日の詫びに中華奢れよ！」とタカりに来たり、女と寝た翌日に移動が面倒だからと足代わりにホテルまで呼びつけるなど、彼に対しては相当自分勝手に振舞っていた。何だかんだ文句を言いつつ許容して付き合っていた天津も天津である。たまに一人称が「俺」になるなど、彼に対してだけは本当に「素顔」が覗くことがあった。 そんな付き合いが10年続いていたため、4年前マホロバに潜入した後に天津が音信不通になったことは、琥珀にとって非常に重大な出来事となった。表向きは「は！？私に黙って消えるとかふざけてんの！？裏切ったのかあいつぶっ殺すワ！！」と憤っているものの、実際は「あの野郎どこ行きやがった！！さっさと戻ってこいクソが！！！テメェが俺を裏切るワケねえだろ！！！！」と、裏切りを咎めるどころか誰よりも信じており、個人的に行方をずっと探している。 琥珀にとって【組織】のメンバーは天津と同じく肉体関係を持たずに好感を抱いている相手ではあるが、天津以上の存在ではない。【組織】結成の主軸となった者としてメンバーへの仲間意識は強く持っているが、天津は明らかに特別である。琥珀は家族以外に殆ど連絡先が入っていないプライベート用のスマホに、天津から連絡が来るのを4年間待ち続けている。 豪華客船の上で暴れ回るティラノサウルス【秘匿HO】HO3：記録 推奨技能：《忍び歩き》 貴方が今回乗船した理由は、友人の代わりに研究発表を録画するためである。友人は重度の恐竜マニアだが、どうしても今回ここに来ることが叶わなかった。 貴方は友人から改造IDカードを預かっている。この改造IDカードは写真と動画撮影もできる無駄に高性能なものだ。 適度に怒られない程度に、門外不出とされる研究データを持ち帰ることが貴方には依頼されている。貴方自身が恐竜を好きかどうかは問わない。現在、貴方の立場は“幸運な乗船者”である。 では、健闘を祈る。 EXアイテム：改造IDカード 船の特別なエリアに入ることができるだろうカード。IDカードの階級はEXとなっている。 また撮影機能があり、撮影したもののデータを表示してくれる。無論、恐竜マニアの友人が作ったので恐竜にばかり知識が偏っているが。 ・友人の名前は鈴木 双葉(すずき ふたば)、20代半ばの青年である ・双葉との関係は自由で構わない、少なくとも双葉はあなたを信頼し好意的である ・IDカードを所持していれば自動的に恐竜の解説が始まる ・IDカードは操作1つで恐竜の上記の解説を音声で流すことができる(全PCで共有できる) ・シャッター音、録画音などは全て消すことが可能である ※鈴木双葉の年齢性別外見などはある程度希望に合わせられます。あくまでデフォルトの設定が20代半ばの青年となっています。 ↓ 鈴木とは【組織】というより、狼と悪魔のコンビによる泥棒としての顔で知り合った。鈴木は重度の恐竜マニア、もといオタクの研究者であり、恐竜の貴重な研究資料を文字通りどんな手段を用いてでも見たい、知りたいという欲求が抑えられなかった。そのため、非合法な手段を用いることに躊躇いが無く、詐欺や盗みを働いていた二人に繋ぎを付けて、博物館や研究室にある恐竜関係の品を盗み出すように度々依頼を持ちかけていた。 今回の豪華客船での仕事も、恐竜への愛を暴走させて非公開の貴重な研究データを知りたいという欲求からのもの。乗船チケットは一人分しか用意できなかったので狼一人での仕事となるが、推しのために払う金をケチらない鈴木の依頼は美味しい部類に入るため、断ること無く頷いた。 狼自身には(少年時代に恐竜に憧れるような呑気な環境に居なかったのもあって)特に恐竜に対する好悪の感情は無く、鈴木の恐竜に対する情熱への理解の姿勢も特に無い。ただ、彼のそうした倫理観さえ吹き飛ばす強い欲求から仕事(金)に繋がっているため、否定なども特に無い。盗んだ物に傷を付けたりしなければあれこれクレームも飛んでこないので、楽な客(オトモダチ)。まあまあのリピート客のため、その内本業の性風俗関係で接待(サービス)してもいいかなと思ってる。 依頼の際に息をするように繰り広げられる鈴木の長ったらしい熱い恐竜トークや布教には適当に頷き、程よく返しており、正直殆ど聞いてない。ただ、たまに記憶に引っかかったりしているので、スピードラーニング的な聞き流す教材か何かだと思っている節がある。オタクくんその話長い？ サービスで聞いてあげるけど長すぎるなら延長料金ね。

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