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【後遺症】 左肩から手の甲にかけての電紋の熱傷 （左手を使う際にDex-1） 【職業技能について】 6版記載の「エンジニア」と「セールスマン」を基に作成。 大学卒業後は、電子機器メーカーに技術営業（※①）として就職。大学ではバリバリの文系だったため、入社当初は連日図書館に通い詰め一から電子機器に関する専門知識を学んだ。 〈→【図書館】【機械修理】【電気修理】【コンピュータ】〉 専門知識を会得後は、電話営業に飛び込み営業、お得意様への挨拶回りと靴底と精神をすり減らす日々を過ごしている。 訪問先の社会の雰囲気や頂いた書類をよく観察し、顧客のニーズを読み取る力〈→【目星】〉。 顧客の長話を聞き、ヨイショする（信頼関係を築く）ために培った聞く力〈→【聞き耳】〉。 自社製品を売り込むための営業トークと有事の際の謝罪スキル〈→【説得】〉 はこの地獄のような営業活動で身につけたもの。 ※①、、企業に自社製品を売り込み、時には取引先の要望に応えて自社製品のカスタマイズや修理を請け負う、専門知識を持った営業職。 【探索者の性格】 臆病で卑屈、それでいていっちょ前にプライドだけは高い。 非凡に憧れているくせに、自分は平凡にしかなり得ないと諦め、出る杭が打たれていく様子を傍観しては「仕方ないだろう」と訳知り顔で肩をすくめる。自分の手を汚すことすらできない、悪人（クズ）にも劣る卑劣な傍観者（真性のクズ）。 「.....なんてことは、わざわざ言われなくたって、誰よりも自分が一番理解している」 　 ーーしかし、まぁ。 ーーはたして、若武山はそこまでの悪人なのか？ 、、、答えはもちろん否。 肥大した自己嫌悪を取り除いてみれば、若武山はいたって普通の、善性と優しさを持った少々真面目が過ぎる青年である。 帰路につく電車の車内で。 赤ん坊を抱えよたよたとフラつく母親を見て「誰か席を譲れよ」と内心で舌打ちを零しつつ、自分可愛さに狸寝入りを決め込む。それでも、赤ん坊が泣き声をあげれば、いくばくかの葛藤の末に耐えきれず母子に席を譲る。 社員を使い捨ての駒にしかみてない会社で。 自分以外がしでかしたミスを挙げて上司に詰られようと、「口ごたえしたら余計面倒だから」と言い訳もせずに謝り倒す。 上司のいびりで大量の仕事を押し付けられた同僚がいれば、「お前の作業が遅れると、自分の仕事にも支障がでる」と上司にばれない範囲で仕事を手伝ってやる。 新人社員が上司にセクハラされているのを見ればさりげなく庇い、やろうと思えばもっと楽にできるのに自分の仕事を誰かに押し付けたりしない。 相手に直接立ち向かうことはできないが、弱者をそのまま捨て置くこともできない。 "自分の利のために他者を見捨てることすらできない臆病者の偽善者？" .....そうかもしれない。でもその偽善で救われた者が確かに存在している。 胸を張って善人とは言い切れないが、本人が思っているほど悪人でもない。そんな善性も悪性にも成り得る大衆のうちの一人（モブ）。 【探索者の過去】 中学の時にいじめにあった親友を見捨てた経験がある。 親友が虐められたきっかけは知らない。 当時、若武山は親友の彼と別のクラスだったため虐めの詳細を知るわけではないが、何事もそつなくこなし友人も多かった彼を妬んだ誰かの凶行ではないかと思っている。 彼は自分が虐めに合っていることを若武山に隠そうと振る舞っていたため、若武山がその事実を知ったのは虐めが始まってからかなりの月日が経ち、それが彼の日常と化してからのことだった。 親友が虐めにあっていることを知った若武山は親友を問い詰めたが、返ってきたのは「

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