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本名、山根　優紀(やまね　ゆうき)。 ダッサイ名前(本人談)を隠して、気も早く活動名みたいなものをつけて、せっせとバンドなりナンパなりに精を出している。 いわゆる売れないバンドマンというヤツであり、お歌を歌うだけでは到底生活もできないので、ひっかけた女の子の家に転がり込んでは、暫く面倒をみてもらっての繰り返しである。 ちょっと高めの声質と、可愛い系の容姿で懐に転がり込む、儚げ系。そのまま死んでしまえ。 そこまで歌が抜群に上手いわけでもなく、最近ありふれた雰囲気で運も無く見向きもされずに、段々腐りつつある。 性格は、計算高い(本人談)ガチクズ野郎。死んでしまえ。 表向きはそれなりに愛想良く、自分の気に入った人間だけと深い付き合いを持とうとするタイプ。女の子ならかわいい子。男なら自分の優位性を再認識できるようなやつならベリベリグッド。 譲れないもののためならそれなりに頑張るけど、それ以外のものは簡単に切り捨てるタイプ。挫折が怖いので、目前に見えたらそれとなく逃げるタイプ。 また、極度のビビりであり、ホラー映画などは苦手。それもカワイイ案件として活用してはいるものの、演技じゃなくてガチビビりなので、腰砕けの姿が情けなくて捨てられたケースも少ないわけでは無い。 昔から口が上手く、それなりに要領よく上手いこと立ちまわってきたタイプ。 女の子に声ばっかりかけるから、同性との仲の良さはクソ以下になってるような感じ。ホントクソ。 どうにかそこそこの大学に合格したのは良いが、そこから｢バンドマンはモテる！｣という幻想を抱いたまま、大学の軽音楽サークルに所属。 そのままロクすっぽ就活もせずに、なし崩し的にバンド活動を続けることに。本人はそんなに執着を持っていない。カス野郎が。 ただ、歌うことは好きなので、プロデビューとまではいかなくてもコレを活かせることを仕事にできればなぁとか考えてる、そんなものねぇよ。 対面で相手を口説くためにも、言いくるめや何を考えてるかを判断する心理学は高い。また、細かな変化も見逃さない目星もそれなりに。 また、二股等がバレたときに相手を落ち着かせる精神分析もそこそこ。何と言うか、慣れの産物。 バンドのボーカルとしてはまだ二流だが、それでも技能が全くないわけでは無い。また、細かな音の違いを聞き分けるための聞き耳だけは高く、コイツがバンドメンバーからあぶれ続けることのない一番の理由になっている。

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