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海も枯れるまで HO1 プロフィール┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 天ヶ瀬 采花(あまがせ ことは)♀︎ 21歳 才色兼備 不幸体質 アンニュイな雰囲気 落ち着いた性格で押しが弱い 真面目で経営のことになると活き活きする 詳細┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 幼稚園でお受験をしてエスカレーター式の学園に通う。所謂お嬢様である。 父親が国内でも有名な「天ヶ瀬フィナンシャルグループ」の経営をしている。 母親はフランス人とのハーフで、14歳の時に親族の開催するパーティーへと赴き、その帰りに飛行機の墜落事故に巻き込まれ死去。 母親を慕っていた采花は形見であるペンダントを常に身につけている。 それでも悲しむ心を抑え、父の会社を継ぐために中学生ながらも経営学を学ぶ。 高等部2年のときに、更にグローバルな経営を学ぶ為、そして英語力を身につける為イギリスに留学。 家族はいないものの、自分の執事である「江槌 東(えづち あずま)」の支えもあって、無事1年の留学を終えて帰ってくる。 すると、父親には新しく妻がおり、更にはお腹に赤ちゃんがいると告げられる。 その赤ちゃんを当主にしたい新しい母に、許嫁を決められ、高等部卒業と同時に嫁に行くように言われるが、父親を何とか説得して大学受験をし、自分だけでも生きていけるようにと熱心に勉強するものの、超大手企業の娘となれば結婚から逃れられる訳もないと冷静に考える自分もいて、次第に「死ぬ」ということを考えるようになる。有能な執事であった「江槌 東(えづち あずま)」が病に倒れ、家の中にも自分の居場所がないように感じ、「死」への気持ちは遂に形として動くように。 知らない誰かと結婚して一生縛られて、死んだように生きるくらいなら本当に死んでしまいたい。「江槌 東(えづち あずま)」が入院する病院に通いながらも、遺書を書き、それを鞄の中に入れておいて、日々死のうとしている。 しかし、今まで蝶よ花よと育てられてきたため、精神面での自立心はあれど否定されたこと、暴力などの経験は少なく、痛みには弱い。 何度死のうとしても痛みに耐えかねて力を弱めたり受身を取ったりし、家のお付きの医者がしっかりと診断して治療してくれるため、死ぬ事が出来ない。 何としてでも卒業する前に死にたい。 死んだ自分の財産は全て「江槌 東(えづち あずま)」に渡すよう遺書に書いてある。 私の心が死んでしまうまで、残り2年もない。 その前に早く、自分の手で終わらさなければ。

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