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「永尾でーす。よろしく」 「うへへ、テンションアガッてきてんね！」 「っしゃ！　今のめっちゃいいな！」 「PC1とPC4ならあっちだぞ〜」 「え？俺のサイン？マジ？どうしよPC3、俺全然サイン練習してない」 「いや、そこはちゃうやん！　◯◯するとこやん！」 とあるバンドに属する青年。 適度に朗らかで接しやすい性格。 内面的には鬱屈とした悲観主義なところがある。 口癖は「勘弁してくれ」 3年前に駅前のピアノで弾き語りをしていたところ、乱入してきたPC1の歌声に聞き惚れる。その後にバンドを組もうと誘われ、衝動的にOKしてしまった。 呼び方 PC1旅川遥灯→たびー PC3蓮華寺現→れんちゃん PC4長曽根義在→そねくん 「なにもかも嫌になって、心中を百足が這いずり回るような滅茶苦茶に胸糞悪い気持ちになって、ひたすら昔のことを思い出して死にたくなって、すっからかんの歯磨きのチューブを押し出すみたいにひり出した」 「そんな曲ばかり受けるんだ。笑えるよな」 バンド名はQueer Zonky Zombies。 ファンからの略称は「クゾゾ」「ゾンゾン」 バンド内での立場は作詞作曲役、外部との折衝役、広告役、マイクパフォーマンス役など様々。というか他の面子演奏以外何やってんの？というレベル。 今の4人で組んでいるバンドをこよなく愛しており、多分一番バンドの為に働いている。 以前は交際中の女性がいたが、バンドメンバー(女子)のスキンシップの多さと、バンドへの過度な時間消費から、次第に離縁されてしまった。 他の面子が美男美女(性格に難あり)である割に女性人気が高く、熱烈なファンも多いが前述の件がトラウマになっており告白は軒並み断っている。 【誰がロックを殺すのか】 【よむとてと】 「俺は俺の歌でデビューしたかった」 「でも仕方ないだろ」 「あんな楽しそうに歌うんだから」 「あんなに見事に歌うんだから」 「何も言えねえよ」 神は二物を与えずというが、彼は己に求めた歌の才能はあまり無く、彼にある才能は作曲の才能だけだった。 今の彼の原動力は、自分の曲をPC1に歌ってもらうことに他ならない。 彼が自分の為に作った曲はどれも鬱屈とした暗い曲ばかりであり、その弾き語りの音源はどれもPCのファイルの奥底に閉じ込められたままである。

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