タグ： かいぶつたちとマホラカルト

永保 緋鞠（ながほ ひまり） 【生い立ち】 クソッタレな両親から生まれ落ちた。 母親は風俗女、男親は誰かわからない。 母親は女子が欲しかったらしいが男だった、それでも名前は緋鞠と付けた。 母親はそんなに育児はしなかった。 祖母が小さい頃はよく面倒を見に来てくれていたお陰で、餓死等は間逃れた。 そんな母親を、緋鞠は恨むことは不思議となく、綺麗に化粧をし夜の街は繰り出す姿はお姫様のように見えた。 男らしく遊ぶという事よりも、化粧の方に興味を持った緋鞠に母親は子供への興味を取り戻した。 男でも、女の子の服を着せたり化粧したら可愛いじゃないと着せ替え人形状態。 小学生の頃はその状態で母親に愛されもしたから幸せだった。 同級生の子達に白い目で見られることもあった。イジメもあったが、イジメは丁寧にお返しする主義なので手を出すことはなくなった。 中学にあがって、体も大きくなり声変わりもするとまた母親の愛が遠のくこともあった。 それでも、可愛く美しくなるメイクと女として生きることはやめられなかった。 それと共にのめり込んだのは、母親の愛人が置いて行ったパソコンであった。 今まで触れることの無い代物だったが、母親にも許可を貰いネット環境も整えた。 ネットで知るもの事は緋鞠の人生を変えるような衝撃を与えた。 自分のように男だけど女性であり続ける人も世の中には多いと知り、自信も持てた。 そんな綺麗な面だけではないと、教えたのもネットだ。 ネットならば、軽々と他人を罵倒できる。 自分の素性が分からないからを気を大きくした馬鹿が蔓延る。その馬鹿の言葉を受け、気に病む人が多い。 自分の人生に光を灯してくれた人も犠牲になっていた。 許せなかった。 その奴らの素性を明かして晒して、全て終わりにしてやりたいと思った。 でも、その術がなかった…なら、その術を自ら作り出そうと。 頭は悪い方ではなかった。 過去のハッカーの事例を探し出し、どうすれば相手の情報を引き出せるか、自分への害はないようにするにはどうすればいいか。 そして、実行に移した。それが、永保 緋鞠の…魔女始まり。 その後、暫くはバレずにいたが、同業者には意図も簡単に特定され、もっとその腕を磨くならと更なる技術を教えてくれると行った。 緋鞠は高校卒業後、失踪した。 【見た目、性格】 身長が高いのが、若干のコンプレックス。 しかし、高い身長は綺麗なドレスには映えるから嫌いでは無いかなと思う。 顔は綺麗に化粧する。化粧しなければ、平凡な顔立ちだが化粧をすれば化ける。 声は高めではないけど低すぎでもない。 性格は、少し強気。 コツコツと、色んなものを研究したり考えたりするのは好き。 自分の中でのルールを崩される事が嫌かもしれない。 見た目で判断、差別する奴は〇ねと思っている。 お気に入りは赤いハイヒール 「初めまして、私の事は魔女って呼んでちょうだい？」 「魔女って言うから、女だと思った…ですって？私は、オンナよ？」 「美しくありたいわ、歳をとってもね」

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