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「やあ、こんばんは。今日もいい夜空だね」 「こんなことを考えるだなんて、悪いなと思ってはいるんだけどね。私はいつか、外を、見てみたいんだよ」 「これは私の、持論だけどね？　全ての物事には、意味があるのだと、私は思うんだ」 私/きみ/～くん、さん　/ＩＭＧ「海中の月を掬う」 -------------------------------------------------- 特徴表・・・ 【オシャレ】 いつも身だしなみに気を使っている。ＡＰＰ＋1. 【信頼のおける人】 探索者は自分の家族や友人などの仲間を見捨てたり粗末にしたりせず、可能な限り助けようとする人間だ。 その評判が続く限り、任意のコミュニケーション系技能3つに、それぞれ+10%。 （信用、言いくるめ、説得 特記事項 　専門分野の芸術or製作+10 -------------------------------------------------- ◆職業Ｐ ＜言いくるめ/制作（手芸・工芸）/心理学/目星/歴史/生物学/写真術/芸術（絵画）/＞ 虚構を現実に魅せ、人の心に何かを訴えるような作品を残す人形作家見習い。 『リアルを知らなければ、虚構を作ることも出来ない』が信条であり、様々な資料集めとして、カメラを扱うことも少々。 また、ドールにあったメイクを施すのも、人形作家の大事なお仕事である。 ゆえに、腕を磨くため、空き時間に絵筆を持つこともあるが、その出来は趣味の範囲に留まる。 将来はプロになりたいと思っているため、流行り廃りを追いかけ、審美眼を磨くことに余念はないが、 何分離島に住んでいるため、アップデートはやや遅れがち。 ◆趣味Ｐ ＜応急手当/精神分析＞ 医者をしている両親を手伝うこともあるため、簡単な処置ならできる ＜天文学＞ 星を見るのが好き。だが、眺めるのが好きなだけで、専門的な知識はあまりない ＜聞き耳＞ 人形作りには多大な集中力と、繊細な観察力が必須。 その分、五感も研ぎ澄まされている。 ＜図書館＞ 娯楽のない島では、図書館に通い本を読むくらいしか楽しみがない。 その分知識は増えるが、専門家には遠く及ばない。 -------------------------------------------------- イサナ島（いさなじま）の出身 イサナとは鯨の別称。 昔むかしのあるところに、群れをはぐれたクジラが、その悲しみのあまりに涙を零し。 流れ続けた涙は海に、水分を失い干からびたクジラは島になったという言い伝えから。 -------------------------------------------------- 島内に工房を持つ人形作家の作品に魅せられ、弟子入りを志願した青年（１５）。 瞳、洋服、髪など全てに至るまで自分の手で作り上げる、師と同じスタイルの人形作家を目指しているが、 今は師の技術を学びながら、ドールに着せる服をメインに作っているため、自分の手で完成させたドールはまだ１体だけ。 のびのびとした環境の中で育ち、島民や両親との関係も良好。 そのため特に不満もなく育つが、離島ならではの不自由さや退屈さには正直困っており、 人形作家としてプロを目指すのなら、一度は外へ出なければいけないのではと思っている。 が、周囲からこんなにもよくしてもらっているのに、そんな考えを持つ自分が、申し訳なく思っている。 趣味は読書と星の鑑賞。娯楽のない島では、夜空を見上げるか、本を読むことしか楽しみがなかった。 とはいえ、今の生活に不満はない。不満はないのだが、満たされることもない。 ゆえに大きな変化を決意するような意志も持てない、青年期に入ったばかりの少年は、今日もまたのらりくらりと日々を過ごす。 生まれつき色素の薄いブルーの瞳をしているため、太陽光に弱い。 そのため前髪を伸ばし、出来るだけ隠していることが多い。 小さなころから医師の両親を手伝っているため、 年齢にしてはどこか達観的で、大人びた思考を持っている。 味覚がなかなかにザルであることが発覚した。 美味しいものは美味しいし好きだが、その許容範囲は広い。 ----- 2020/9/1 「海も枯れるまで」END1

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