タグ： 参考 160 HR 冷凍マグロ組

「全部が憎いんですよ。現実も、レネゲイドも、UGNも、博士も、自分も── だから、何も恨まないって決めました。何も切り捨てないって決めました」 UGNチルドレンの少女。氷使いのバロール/サラマンダー。 つんけんとした、可愛げのない女の子。 上司だろうが敵だろうが、ずけずけとものを言うタイプ。 根は優しすぎるほどで、ジャームにも同情を捨てきれず、何も切り捨てられない。 自身の思想と現実の差から心を守るため、きつい性格になっている。 元は処理班として、ジャームの処分や事件の後処理を専門に行っていたが、 『変異種』に目覚めてからは前線で戦うようになった。 戦闘経験が浅く、それを『変異種』の力と身を削る能力で無理矢理補う、歪なスタイル。 幼少期にUGNが保護したタイプで、師匠と慕うエージェントを親代わりに育つ。 自身の力と、処分されることを恐れていたメグロは、師匠が教えてくれた、人間とオーヴァードの共存を目指す"UGNの理念"に、 ひいてはその設立者であるコードウェル博士に心酔していた。 しかしコードウェル博士は突然亡くなってしまい、ショックを受ける。 それに、チルドレンとして育つにつれ、理念と現実のギャップが浮き彫りになっていき、悩むようになる。 それでも、自分を認め、寄り添ってくれる師匠のおかげで何とか心の均衡を保っていたが、 FHに寝返ったコードウェル博士のUGN襲撃によって、師匠が亡くなってしまう。 その衝撃で暴走し、『変異種』に目覚める。 ジャーム化は免れたが、心に深い傷を負い、UGNも博士も何もかも信じられなくなる。 それでもUGNを離れなかったのは、『ジャームさえ切り捨てられないのに、他の何を切り捨てられるはずもない』から。 他人や現実を信じない故に、自身の中に残る"UGNの理念"を追いかけ続けている。 コードウェル帰還後はかなり荒れ、味方だろうがコキュートスをぶっ放す狂犬になっていたが、 ジャームの収容を主とする『フローズントゥーナ』にスカウトされてからは、幾ばくかは落ち着きを取り戻した。 ただし部隊の上司が『殺すと救いになるからジャームは殺さない』という尖った思想なので、若干折り合いが悪い。

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