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　UGN月天市支部に所属するUGNチルドレン。試験中の機械槍「雪華」を使った接近戦を得意とする。 　彼女の母親はFHの科学者であり、物心つく前だった彼女も母親の人体実験の道具として利用される寸前だったがその直前でUGNの精鋭部隊「ストライクハウンド」が研究施設を急襲。危機を察した母親は逃亡したものの、彼女はそのままUGNに救助されるがその時点で既にオーヴァードとしての力に覚醒していた。 　UGNは保護した彼女を訓練施設に預け、周囲と彼女自身には「FHの研究所から助け出された孤児」と母親の存在を隠して生い立ちを伝えられた。その後彼女はチルドレンの一人として訓練を受け、元々の素質もありめきめきと実力を伸ばし、特に白兵戦の技量は同世代のチルドレン達の中でも卓越していた。訓練の日々の中で、偶然UGNが試作中だった特殊兵装への適性を認められたことから、テストユーザーとして選ばれる。半年に及ぶ試験の後、最終調整として実践における性能をテストするため4月から月天市のUGN支部に配属、それと同時に市内の高校に通う事なり現在に至る。 　純粋培養のUGNチルドレンであり、性格は真面目で素直な優等生気質だが人の言う事を信じすぎるきらいがある。また、チルドレンとしての訓練の中で"シルクスパイダー"玉野椿が担当するチルドレンの訓練施設、通称「蜘蛛の巣」にいた経験があり、その中で自分を指導してくれた玉野椿の事を尊敬し、彼女の様なかっこいい女性になりたいと思っている。その一方で月天市支部に配属されるまでずっとUGNの施設にいたため少々世間知らずな部分や一般的な生活への密かな憧れもあり、高校に入学してからはあくまでUGNとしての任務を最優先にしながら、今まで知らなかった友人との学生生活をそれなりに楽しんでいる。 　戦闘では自身の技量を生かした白兵戦、及びハヌマーンの特性の一つである風の制御、それによる運動能力と精密作業のサポートを得意とする。また、彼女の持つ槍型の試験兵装「雪華」は使用者のウロボロスシンドロームが持つ「レネゲイドを喰らう力」を攻撃に転用し、力を切っ先に蓄積・集中させることで相手のレネゲイドの力、特にレネゲイドによる防御を無力化・貫通させる能力を持つ。その際、無力化されたレネゲイドが白い霧状となって霧散する姿が雪の花びらに見える事が兵装名の由来となっている。

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