タグ： まかろ 傀逅

幼い頃から山間の集落で育った、誠実な山の男。雄大で厳しく、美しく、自然の力そのものを象徴しているようで山が好き。 なるべく山が嫌いになる人がいなくなるようにと山岳救助隊になった。同じものを愛でている人たちのことは好意的に受け止める。 体を動かすことでストレスが和らぐので、4年ほどタイ式キックボクシングを習っている。(キック・こぶし) ６年前に付き合い始めた1歳下の恋人・千日原巴と、４年前から同棲中。 湿原のビジターセンターで働く彼女に、「公営のビジターセンターがやるネイチャーガイドってどんなもんだろう」ぐらいな軽い気持ちでガイドを依頼したのがなれそめ。活き活きと生き物の話をする彼女を同類だと思ったし、実際話していてとても波長が合うと感じていた。なので休みの日によかったら一緒にガイドボランティアをやってほしいと頼まれて、即答でOKしていた。 今でも休みの日には時々ビジターセンターのガイドボランティアをやっている。仕事モードの巴をちょっと離れた所から見守るのが結構好き。 巴と親友以外には公言していないけれど、ノンセクシャルなので他人に恋愛感情（かどうかも確信がない）を抱けても性的関心を抱くことができない。 思春期頃から恋愛方面の話題が苦痛で仕方なく、周囲の人間で唯一性別の概念をもたない例の親友と居るのがいちばん気楽だった。 手を繋いだり頭を撫でたりするのは出来るけれど、ハグから先はどうしてもやる理由を思い描けず、心理的障壁によって拒否せざるを得なくなる。また、手をつなぐぐらいでも、相手からその先への期待を感じ取ると途端に拒否感が生まれる。 はっきり言いたくないし巴にも言えないけど、どんなに好きな相手でも「気持ち悪い」。 巴に告白されたときに、彼女が望む気持ちとは永遠にイコールになれないことを真摯に伝えて振った。しかしそれでもいいと言ってくれたので、巴の熱意に折れて付き合い始めた。 仲良く穏やかな生活をしているものの、色々我慢させていることをお互いが重荷に感じて何度か別れ話に発展している。 同棲して二年目で特に重ための別れ話に発展したあと、お互いの歩み寄りの策として毎晩一緒に寝るようになった。でも、そのためになるだけ身体が触れ合わないように広いキングサイズのベッドを買った。 結婚についてはあまり考えたくない。一生二人きりで過ごす覚悟を巴にさせるという決断を、まだ下せない。 自分の感情が一般に言う恋愛感情の定義に当てはまるかどうかそもそも分からないけれど、少なくとも代わりのいない好きな人であることは確か。人間として尊敬している。 もう『普通』になろうとするのはとっくに諦めているけれど、普通の恋愛をさせてやれなくて申し訳ないと思う気持ちは常に強く心にある。男として求められる戸惑いも本当はちょっぴりある。 だけどそれ以上に、合致していないセクシャリティを含めて丸ごと理解しようとしてくれる巴を手離したくない気持ちが強い。 職業技能：運転(自動車)、応急手当、回避、機械修理、跳躍、投擲、登攀 重機→ネイチャーガイドを加味してナビゲートに改変

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